4.17 ALL_PROCEDURES

ALL_PROCEDURESは、現行のユーザーがアクセスできるすべてのファンクションおよびプロシージャを、関連するプロパティとともに示します。たとえば、ALL_PROCEDURESはファンクションがパイプライン化されているか、パラレルで使用可能か、または集計関数かどうかを示します。ファンクションがパイプライン化されている場合、または集計関数である場合、関連する実装タイプも識別されます。

関連ビュー

  • DBA_PROCEDURESは、データベースで使用可能なすべてのファンクションおよびプロシージャを、関連するプロパティとともに示します。

  • USER_PROCEDURESは、現行のユーザーが所有するすべてのファンクションおよびプロシージャを、関連するプロパティとともに示します。OWNER列は含まれません。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

プロシージャの所有者

OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

オブジェクトの名前: トップレベル・ファンクション、プロシージャまたはパッケージの名前

PROCEDURE_NAME

VARCHAR2(128)

プロシージャの名前

OBJECT_ID

NUMBER

オブジェクトのオブジェクト番号

SUBPROGRAM_ID

NUMBER

一意のサブプログラム識別子

OVERLOAD

VARCHAR2(40)

一意の識別子のオーバーロード

OBJECT_TYPE

VARCHAR2(13)

オブジェクトの型名

AGGREGATE

VARCHAR2(3)

プロシージャが集計関数(YES)か集計関数でない(NO)か

PIPELINED

VARCHAR2(3)

プロシージャがパイプライン・テーブル・ファンクション(YES)かパイプライン・テーブル・ファンクションでない(NO)か

IMPLTYPEOWNER

VARCHAR2(128)

実装タイプがある場合は、その所有者

IMPLTYPENAME

VARCHAR2(128)

実装タイプがある場合は、その名前

PARALLEL

VARCHAR2(3)

プロシージャまたはファンクションがパラレルで使用可能(YES)か使用可能ではない(NO)か

INTERFACE

VARCHAR2(3)

プロシージャ/ファンクションが、ODCIインタフェースを使用して実装されたテーブル・ファンクション(YES)かそうでない(NO)か

DETERMINISTIC

VARCHAR2(3)

プロシージャ/ファンクションがDETERMINISTICであると宣言されている(YES)か宣言されていない(NO)か

AUTHID

VARCHAR2(12)

プロシージャ/ファンクションがDEFINER または CURRENT_USER(実行者)として実行するために宣言されているか

RESULT_CACHE

VARCHAR2(3)

関数が結果キャッシュであるかどうか(YES | NO)

ORIGIN_CON_ID

VARCHAR2(256)

データの発生元のコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、非CDB内の行に使用される。この値はCDBには使用されない。

  • n: この値は、コンテナID n (行の発生元がルートの場合はn = 1)のコンテナを発生元とするデータを含む行に対して使用される。

POLYMORPHIC

VARCHAR2(5)

多相表関数のタイプは次のとおり。

  • ROW

  • TABLE

  • LEAF

  • NULL

SQL_MACRO脚注1

VARCHAR2(6)

 

プロシージャがSQLマクロであるかどうかを示します。可能な値は次のとおり。

  • SCALAR: プロシージャはスカラー式のSQLマクロです
  • TABLE: プロシージャは表の式のSQLマクロです
  • NULL: プロシージャはSQLマクロではありません

BLOCKCHAIN脚注1

VARCHAR2(3)

 

内部使用専用。

BLOCKCHAIN_MANDATORY_VOTES脚注1

VARCHAR2(4000)

 

内部使用専用。

脚注1この列は、Oracle Database 20cから使用可能です。

関連項目: