2.18 ASM_DISKGROUPS
ASM_DISKGROUPSでは、ALTER DISKGROUP ALL MOUNT文の発行時にOracle ASMインスタンスが起動時にマウントするディスク・グループ名のリストを指定します。 
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | 
 | 
| デフォルト値 | デフォルト値はありません。 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | いいえ | 
| 値の範囲 | 最大30文字までのカンマで区切られた文字列のリスト | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | 複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 | 
ノート:
このパラメータは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでのみ指定できます。
NOMOUNT起動オプションが指定されていないかぎり、Oracle ASMインスタンスの起動プロセスによりALTER DISKGROUP ALL MOUNTが実行されます。
                  
ASM_DISKGROUPSパラメータは動的です。サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用している場合は、多くの場合、ASM_DISKGROUPSの値を手動で変更する必要はありません。ディスク・グループが正常に作成またはマウントされると、Oracle ASMによってパラメータにディスク・グループが自動的に追加されます。ディスク・グループが削除されると、ディスク・グループはパラメータから自動的に削除されます。ただし、手動ディスマウントではSPFILEは更新されません。
                  
ALTER DISKGROUP...ALL MOUNTまたはALTER DISKGROUP...ALL DISMOUNTコマンドを発行しても、このパラメータの値には影響しません。
                  
1つのOracle ASMインスタンスに対して最大511個のディスク・グループをサポート
Oracle Database 12cリリース1以降、Oracle ASM構成で511個までのディスク・グループがサポートされるようになりました。Oracle Databaseリリース12cリリース1よりも前のOracle ASM構成では、サポートされるディスク・グループは63個までです。
関連項目:
このパラメータの使用方法および使用例は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。