2.24 AUDIT_SYS_OPERATIONS

AUDIT_SYS_OPERATIONSは、トップレベルの操作(SYSASMSYSBACKUPSYSDBASYSDGSYSKMまたはSYSOPER権限で接続しているユーザーによって直接発行されたSQL文)の監査を有効または無効にします。(PL/SQLプロシージャ内またはファンクション内から実行されるSQL文は、トップレベルとはみなされません。)
特性 説明

パラメータ・タイプ

ブール値

デフォルト値

TRUE

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

TRUE | FALSE

基本

いいえ

ノート:

このパラメータは、従来の監査を使用する場合に有効です。従来型の監査は、Oracle Database 20cでは非推奨です。Oracleでは、統合監査をかわりに使用して、Oracle Database内で選択的でより効果的な監査を行うことをお薦めします。

統合監査に移行されたOracle Databaseでは、このパラメータの設定は無効です。

監査レコードは、オペレーティング・システムの監査証跡に書き込まれます。AUDIT_TRAIL初期化パラメータがxmlまたはxml, extendedに設定されている場合は監査レコードがXML形式で書き込まれます

UNIXプラットフォームでは、AUDIT_SYSLOG_LEVELパラメータも設定されている場合、AUDIT_TRAILパラメータがオーバーライドされます。また、SYS監査レコードがSYSLOGユーティリティを使用してシステム監査ログに書き込まれます。

CDBでは、この初期化パラメータの設定の範囲はCDBです。CDBではPDBごとに監査証跡が提供されますが、この初期化パラメータは個別のPDBに対して構成できません。