2.60 CREATE_BITMAP_AREA_SIZE

CREATE_BITMAP_AREA_SIZEには、ビットマップの作成に割り当てるメモリー容量(バイト)を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

0

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

はい

値の範囲

オペレーティング・システムによって異なる。

基本

いいえ

このパラメータは、ビットマップ索引を含むシステムのみに関連します。

ノート:

インスタンスが共有サーバー・オプションで構成されていないかぎり、CREATE_BITMAP_AREA_SIZEパラメータを使用することはお薦めしません。かわりに、PGA_AGGREGATE_TARGETを設定して、SQL作業領域の自動サイズ指定を使用可能にすることをお薦めします。CREATE_BITMAP_AREA_SIZEは、下位互換性を保つために残されます。

より大きい値を指定すると、索引の作成をスピードアップできます。

カーディナリティは、表内の行数に関する列の一意値の数です。カーディナリティが非常に小さい場合は、小さいパラメータ値を設定できます。たとえば、カーディナリティが2の場合、値はMBでなくKB単位で設定できます。一般的に、カーディナリティが大きいほど、最適なパフォーマンスを得るためには大きいメモリー容量が必要になります。

関連項目:

ビットマップ索引の使用の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。