5.163 DBA_COMMON_AUDIT_TRAIL
DBA_COMMON_AUDIT_TRAILは、標準およびファイングレイン監査証跡エントリ(XML形式で書き込まれた必須およびSYS監査レコード)をすべて示します。
               
ノート:
このビューは、従来の監査を使用する場合に関係します。従来型の監査は、Oracle Database 20cでは非推奨です。Oracleでは、統合監査をかわりに使用して、Oracle Database内で選択的でより効果的な監査を行うことをお薦めします。
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                           統合監査の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。 
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                           統合監査への移行の詳細は、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。 
このビューは、統合監査が使用可能でないOracle Databaseでのみ移入されます。Oracle Databaseで統合監査が使用可能な場合、監査レコードは新しい監査証跡に移入され、UNIFIED_AUDIT_TRAILから表示できます。
                     
| 列 | データ型 | NULL | 説明 | 
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 | 監査証跡のタイプ: 
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 | Oracleセッションの数値ID | 
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 | エンタープライズ・ユーザーがプロキシ機構を介してログインした場合の、プロキシ・セッションのシリアル番号 | 
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 | 文の実行ごとの数値ID。文により、複数の監査レコードが作成される場合がある。 | 
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 | セッションの監査証跡エントリの数値ID | 
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 | セッションのタイム・ゾーンでの監査済操作のタイムスタンプ( | 
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 | ユーザーがエンタープライズ・ユーザーとしてログインした場合の、ユーザーのグローバル・ユーザー識別子。 | 
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 | 操作が監査対象となったユーザーのデータベース・ユーザー名 | 
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 | Oracleセッションでのクライアント識別子 | 
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 | アプリケーション実行コンテキスト識別子 | 
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 | ユーザー外部名 | 
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 | アクションが監査対象となったユーザーのオペレーティング・システムのログイン・ユーザー名。 | 
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 | クライアントのホスト・マシンの名前 | 
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 | Oracleプロセスのオペレーティング・システム・プロセス識別子 | 
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 | ユーザーの端末の識別子 | 
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 | 監査対象となったオブジェクトの所有者 | 
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 | 操作の影響を受けたオブジェクトの名前 | 
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 | ファイングレイン監査ポリシー名 | 
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 | 数値のアクション・タイプ・コード。対応する操作タイプ名は | 
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 | オブジェクトがアクセスまたは変更されたトランザクションのトランザクション識別子 | 
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 | 操作によって生成されたOracleエラー・コード(操作が成功した場合は | 
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 | 問合せのシステム変更番号(SCN) | 
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 | 監査対象となった文の詳細を示す、監査証跡エントリについてのテキスト・コメント。 ユーザーが認証された方式も示す。 
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 | 問合せのバインド変数データ | 
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 | 問合せのSQLテキスト | 
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 | ロールまたはシステム権限が | 
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 | セッションで使用された操作権限( | 
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 | 操作の実行に使用されたシステム権限 | 
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 | セッションのサマリー(16文字で構成される文字列で、 
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 | ユーザー・ログオフのタイムスタンプ | 
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 | セッションでの論理読取り数 | 
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 | セッションでの物理読取り数 | 
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 | セッションでの論理書込み数 | 
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 | セッション中に検出されたデッドロック数 | 
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 | Oracleセッションで使用されたCPUタイム | 
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 | 監査対象オブジェクトを含んでいるエディションの名前 | 
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 | 監査対象データベースのデータベース識別子 | 
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 | デリミタで区切られた仮想プライベート・データベース(VPD)のポリシー名および述語を格納する | 
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 | 文を実行するための有効なユーザー | 
ノート:
SQL_BINDおよびSQL_TEXT列は、AUDIT_TRAIL初期化パラメータがdb, extendedまたはxml, extendedに設定されている場合、またはAUDIT_SYS_OPERATIONS初期化パラメータがTRUEに設定されている場合のみ移入されます。
                     
関連項目: