7.97 DBA_USERS

DBA_USERSは、データベース内のユーザーをすべて示します。

関連ビュー

USER_USERSは、現行のユーザーを説明します。このビューには、PASSWORDPROFILEPASSWORD_VERSIONSEDITIONS_ENABLEDAUTHENTICATION_TYPELAST_LOGINの各列は表示されません。

データ型 NULL 説明

USERNAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

ユーザー名

USER_ID

NUMBER

NOT NULL

ユーザーのID番号

PASSWORD

VARCHAR2(4000)

AUTHENTICATION_TYPE列が設定されている場合、この列は非推奨になる

ACCOUNT_STATUS

VARCHAR2(32)

NOT NULL

アカウントの状態:

  • OPEN

  • EXPIRED

  • EXPIRED(GRACE)

  • LOCKED(TIMED)

  • LOCKED

  • EXPIRED & LOCKED(TIMED)

  • EXPIRED(GRACE) & LOCKED(TIMED)

  • EXPIRED & LOCKED

  • EXPIRED(GRACE) & LOCKED

LOCK_DATE

DATE

アカウントがロック状態の場合、ロックされた日付

EXPIRY_DATE

DATE

アカウントの時間切れの日付

DEFAULT_TABLESPACE

VARCHAR2(30)

NOT NULL

データのデフォルト表領域

TEMPORARY_TABLESPACE

VARCHAR2(30)

NOT NULL

一時表のデフォルトの表領域の名前または表領域グループの名前。

LOCAL_TEMP_TABLESPACE

VARCHAR2(30)

ユーザーのデフォルトのローカル一時表領域

CREATED

DATE

NOT NULL

ユーザーの作成日

PROFILE

VARCHAR2(128)

NOT NULL

ユーザーのリソース・プロファイル名

INITIAL_RSRC_CONSUMER_GROUP

VARCHAR2(128)

ユーザーの初期リソース・コンシューマ・グループ

EXTERNAL_NAME

VARCHAR2(4000)

ユーザー外部名。中央管理されているユーザーの場合、データベース・ユーザー・マッピングが排他的マッピングであると、これはユーザーのディレクトリ・サービスDNとなります。このデータベース・ユーザーが共有スキーマである場合は、グループのDNとなります。

PASSWORD_VERSIONS

VARCHAR2(12)

アカウントに対して存在するパスワード・ハッシュ(「ベリファイア」とも呼ばれる)のバージョンのリストを示す。

この列の値は、次のとおり。

  • 10G: 大/小文字を区別しない、古いORCLハッシュが存在する場合

  • 11G: SHA-1ハッシュが存在する場合

  • 12C: 最適化解除済PBKDF2ベースのハッシュが存在する場合

  • HTTP: MD5ハッシュ(HTTPダイジェスト認証の場合)が存在する場合

12Cベリファイアの詳細は、Oracle Database概要を参照してください。

これらのベリファイアは、指定されたすべてのアカウントに対して任意に組み合せることができる。

EDITIONS_ENABLED

VARCHAR2(1)

対応ユーザーに対してエディションが使用可能になっているかどうか(Y | N)

AUTHENTICATION_TYPE

VARCHAR2(8)

ユーザーの認証方式:

  • NONE - ユーザーの認証方式が構成されていない

  • EXTERNAL - CREATE USER user1 IDENTIFIED EXTERNALLY;

  • GLOBAL - CREATE USER user2 IDENTIFIED GLOBALLY;

  • PASSWORD - CREATE USER user3 IDENTIFIED BY user3;

PROXY_ONLY_CONNECT

VARCHAR2(1)

ユーザーが直接接続できる(N)か、アカウントが、このアカウントに対するプロキシ権限を持つユーザー(つまり、このアカウントに対する「経由接続」の権限が付与されたユーザー)によってのみ、プロキシ可能である(Y)ことを示す。

プロキシ・ユーザー・アカウントの作成、およびそれを通じて接続するユーザーの認可については、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照。

COMMON

VARCHAR2(3)

指定されたユーザーが共通であるかどうかを示す。可能な値は次のとおり。

  • YES: ユーザーが共通の場合

  • NO: ユーザーがローカルの場合(共通ではない)

LAST_LOGIN

TIMESTAMP(9)WITH TIME ZONE

ユーザーの最終ログイン時間

この列は、ユーザーが管理権限(AS { SYSASM | SYSBACKUP | SYSDBA | SYSDG | SYSOPER | SYSRAC | SYSKM })でデータベースに接続した場合は移入されません。

ORACLE_MAINTAINED

VARCHAR2(1)

ユーザーが、オラクル社が提供するスクリプト(catalog.sqlやcatproc.sqlなど)によって作成されてメンテナンスされているかどうかを示す。この列の値がYのユーザーは、オラクル社が提供するスクリプトを実行する以外の方法で変更してはならない。

INHERITED

VARCHAR2(3)

ユーザー定義が別のコンテナから継承されているかどうか(YES | NO)

DEFAULT_COLLATION

VARCHAR2(100)

ユーザーのスキーマのデフォルトの照合

IMPLICIT

VARCHAR2(3)

このユーザーが暗黙のアプリケーションによって作成された共通ユーザーかどうか(YES | NO)

ALL_SHARD

VARCHAR2(3)

シャード化されたデータベースで、この列の値はユーザーがシャードDDLを有効にして作成されたかどうかを示す。可能な値は次のとおりです:

  • YES: ユーザーはシャードDDLを有効にして作成されている。ユーザーはすべてのシャードおよびシャード・カタログに存在している。

  • NO: ユーザーはシャードDDLを有効にしないで作成されている。ユーザーは、ユーザーが作成されたデータベースにのみ存在している。

シャード化されていないデータベースでは、この列の値は常にNO

EXTERNAL_SHARD脚注1

VARCHAR2(3)

 

フェデレーテッド・シャード・データベースでは、この列の値はユーザーが外部シャード・ユーザーか(YES)、そうでないか(NO)を示しています。

他のタイプのデータベースでは、この列の値は常にNOです。

PASSWORD_CHANGE_DATE脚注 2

DATE

 

ユーザーのパスワードが最後に設定された日付

この列は、AUTHENTICATION_TYPE列の値がPASSWORDの場合にのみ移入されます。それ以外の場合、この列はNullです。

脚注1この列は、Oracle Database 20cから使用可能です。

脚注2 この列は、Oracle Database 19c以降で使用可能です。

関連項目: