2.100 DBFIPS_140
DBFIPS_140を使用すると、透過的データ暗号化(TDE)とDBMS_CRYPTO PL/SQLパッケージ・プログラム・ユニットを、連邦情報処理規格(Federal Information Processing Standard)に準拠したモード(以降「FIPSモード」と呼ぶ)で実行できます。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | ブール値 | 
| デフォルト値 | 
 | 
| 変更可能 | いいえ | 
| PDBで変更可能 | いいえ | 
| 値の範囲 | 
 | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスには、同じ値を使用する必要がある。 | 
TDEおよびDBMS_CRYPTOをFIPSモードで使用するには、このパラメータをtrueに設定します。この場合、FIPS準拠のアルゴリズムのみを使用できます。デフォルトでは、このパラメータはfalseに設定されています。このパラメータをfalseに設定する場合、すべてのアルゴリズム(FIPS準拠を問わず)を使用できます。
                  
関連項目:
- 
                           Oracle Database FIPS 140設定の構成の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照 
- 
                           異なるプラットフォームで DBFIPS_140の値をtrueまたはfalseに設定する場合の影響を説明する表については、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照