2.72 DB_BLOCK_BUFFERS
DB_BLOCK_BUFFERSには、バッファ・キャッシュ内のデータベース・バッファの数を指定します。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
整数 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
いいえ |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
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値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
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Oracle RAC |
複数インスタンスは異なる値を指定でき、必要に応じて値を変更可能。 |
ノート:
DB_BLOCK_BUFFERSは、DB_CACHE_SIZE動的パラメータと組み合せることはできません。同じパラメータ・ファイルでこの2つのパラメータを組み合せた場合、エラーが発生します。
DB_BLOCK_BUFFERSは、インスタンスのSGAの必要メモリー総量の決定にかかわるパラメータの1つです。
このパラメータとDB_BLOCK_SIZEパラメータの値によって、バッファ・キャッシュの合計サイズが決まります。バッファ・キャッシュの効率的な使用により、データベースでのI/O負荷を大幅に減らすことができます。DB_BLOCK_SIZEを指定できるのは、データベースが最初に作成された場合のみなので、バッファ・キャッシュのサイズを制御するには、DB_BLOCK_BUFFERSを使用してください。
ノート:
DB_BLOCK_BUFFERS初期化パラメータは非推奨です。下位互換性の目的でのみ保持されています。
かわりに、DB_CACHE_SIZEを使用することをお薦めします。
関連項目: