2.75 DB_BLOCK_SIZE

DB_BLOCK_SIZEには、Oracle Databaseのブロック・サイズ(バイト)を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

8192

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

2048から32768。ただし、オペレーティング・システムによっては、さらに範囲が狭い場合がある。

基本

はい

Oracle RAC

すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。

ノート:

このパラメータはデータベース作成時に設定します。データベース作成後は変更しないでください。

DB_BLOCK_SIZEの一般的な値は4096および8192です。このパラメータの値は、デバイス・レベルでの物理ブロック・サイズの倍数である必要があります。

データベースを作成した時点で有効なDB_BLOCK_SIZEの値によって、ブロック・サイズが判断されます。値は、初期値に設定しておく必要があります。

Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)の場合、このパラメータは、表および索引のFREELISTS記憶域パラメータの最大値に影響を与えます。Oracleでは、空きリスト・グループごとに1つのデータベース・ブロックを使用します。意思決定支援システム(DSS)およびデータ・ウェアハウスのデータベース環境では、ブロック・サイズ値が大きいほど、より高いパフォーマンスを得られます。

ノート:

64ビットのオペレーティング・システムがサポートするDB_BLOCK_SIZEの最大値は32768です。

関連項目: