2.85 DB_FLASH_CACHE_SIZE
DB_FLASH_CACHE_SIZEでは、データベース・スマート・フラッシュ・キャッシュ(フラッシュ・キャッシュ)のサイズを指定します。このパラメータを指定できるのは、インスタンスの起動時のみです。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 大整数 | 
| 構文 | 
 | 
| デフォルト値 | 0 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | いいえ | 
| 値の範囲 | 0, 16Mから(2048G - DB_BLOCK_SIZE) | 
| 基本 | いいえ | 
個別のフラッシュ・メモリー・デバイスをDB_FLASH_CACHE_FILEで指定することにより、最大16個のファイル・サイズを指定できます。たとえば、3個のフラッシュRAWデバイスがある場合、各デバイスのサイズを次のように指定できます。
                  
db_flash_cache_file = /dev/raw/sda, /dev/raw/sdb, /dev/raw/sdc db_flash_cache_size = 32G, 32G, 64G
フラッシュ・キャッシュが1つのキャッシュ・デバイスで構成されている場合、データベースの起動後、そのフラッシュ・キャッシュ・デバイスについて、このパラメータを0 (フラッシュ・キャッシュの無効化)に動的に変更できます。次に、該当デバイスに対して、このパラメータをデータベース起動時の元の値に設定すると、フラッシュ・キャッシュを再度有効にできます。DB_FLASH_CACHE_SIZEの動的なサイズ変更やフラッシュ・キャッシュの異なるサイズへの再有効化はサポートされていません。
                  
フラッシュ・キャッシュが複数のキャッシュ・デバイスで構成されている場合、データベースの起動後、特定のフラッシュ・キャッシュ・デバイスについて、このパラメータを0 (フラッシュ・キャッシュの無効化)に動的に変更できます。次に、該当デバイスに対して、このパラメータをデータベース起動時の元の値に設定する(オンの状態に戻す)と、そのフラッシュ・キャッシュ・デバイスを再度有効にできます。
                  
たとえば、/dev/raw/sdbフラッシュ・キャッシュ・デバイスを無効にするには、次のように指定します。
                  
db_flash_cache_file = /dev/raw/sda, /dev/raw/sdb, /dev/raw/sdc db_flash_cache_size = 32G, 0, 64G
また、/dev/raw/sdbフラッシュ・キャッシュ・デバイスを再有効化するには、次のように指定します。
                  
db_flash_cache_file = /dev/raw/sda, /dev/raw/sdb, /dev/raw/sdc db_flash_cache_size = 32G, 32G, 64G
関連項目: