2.119 ENABLE_DDL_LOGGING
ENABLE_DDL_LOGGINGによって、データ定義言語(DDL)文のサブセットの、DDLログへの書込みが有効または無効になります。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | ブール値 | 
| デフォルト値 | 
 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | はい | 
| 値の範囲 | 
 | 
| 基本 | いいえ | 
DDLログはアラート・ログと同じ形式および基本動作を持つファイルですが、データベースにより発行されたDDL文のみを含みます。DDLログはRDBMSコンポーネントに対してのみ作成され、またENABLE_DDL_LOGGING初期化パラメータがtrueに設定されている場合のみ作成されます。このパラメータがfalseに設定されている場合、DDL文はいずれのログにも含まれません。
                  
DDLログには、データベースによって発行されたDDL文ごとに1つのログ・レコードが含められます。DDLログは、IPSインシデント・パッケージに含まれています。
同じ情報が含まれている2つのDDLログが存在します。1つはXMLファイルで、もう1つはテキスト・ファイルです。DDLログは、ADRホームのlog/ddlサブディレクトリに格納されています。
                  
ENABLE_DDL_LOGGINGがtrueに設定されている場合、次のDDL文がログに書き込まれます。
                  
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                        ALTER/CREATE/DROP/TRUNCATE CLUSTER
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                        ALTER/CREATE/DROP FUNCTION
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                        GRANT
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                        ALTER/CREATE/DROP INDEX
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                        ALTER/CREATE/DROP OUTLINE
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                        ALTER/CREATE/DROP PACKAGE
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                        ALTER/CREATE/DROP PACKAGE BODY
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                        ALTER/CREATE/DROP PROCEDURE
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                        ALTER/CREATE/DROP PROFILE
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                        REVOKE
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                        ALTER/CREATE/DROP SEQUENCE
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                        CREATE/DROP SYNONYM
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                        ALTER/CREATE/DROP/RENAME/TRUNCATE TABLE
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                        ALTER/CREATE/DROP TRIGGER
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                        ALTER/CREATE/DROP TYPE
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                        ALTER/CREATE/DROP TYPE BODY
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                        DROP USER
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                        ALTER/CREATE/DROP VIEW
ノート:
ログに書き込まれるDDL文は、切り捨てられている場合があります。DDLトリガーを使用して、DDL文全体を表示できます。DDLトリガーの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。
関連項目:
ENABLE_DDL_LOGGING初期化パラメータのライセンス情報は、Oracle Databaseライセンス情報ユーザー・マニュアルを参照してください。