2.118 ENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
ENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
を使用して、CDB内のすべてのPDBまたはCDB内の個別のPDBに対して、自動メンテナンス・タスクの実行を有効化または無効化できます。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある |
ノート:
CDB$ROOT (CDBのルート)のこのパラメータの値はルートに影響しません。このパラメータの設定に関係なく、自動メンテナンス・タスクは常にルートで実行されています。
デフォルトでは、ENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
が、CDB$ROOT (CDBのルート・コンテナ)およびCDBの個別のPDBでtrue
になっています。これは、デフォルトで、自動メンテナンス・タスクがCDBルートおよびCDBのすべてのPDBに対して実行されることを意味します。
CDBルートのENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
の値を変更すると、新しい値はルートおよびCDBのすべてのPDBに影響します。
したがって、CDBルートのENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
の値をfalse
に変更すると、CDB内のすべてのPDBのENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
の値もfalse
に変更されます。
CDBの個々のPDBのいずれかのENABLE_AUTOMATIC_MAINTENANCE_PDB
値を変更することもでき、個々のPDBに設定された値が適用されます。これにより、個々のPDBの自動メンテナンス・タスクを有効または無効にできます。
関連項目:
-
同時に自動メンテナンス・タスクのスケジュールを可能にする、PDBの最大値の指定の詳細は、「AUTOTASK_MAX_ACTIVE_PDBS」を参照してください。
-
データベースの自動メンテナンス・タスクの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。