2.255 OS_AUTHENT_PREFIX

OS_AUTHENT_PREFIXには、Oracle Databaseがサーバーに接続しようとするユーザーの認証に使用する接頭辞を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

OS_AUTHENT_PREFIX = authentication_prefix

デフォルト値

OPS$

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

基本

いいえ

Oracle Databaseは、このパラメータの値をユーザーのオペレーティング・システム・アカウント名の先頭に連結します。接続要求が発行されると、Oracle Databaseでは接頭辞の付いたユーザー名をデータベース内のOracleユーザー名と比較します。

このパラメータのデフォルト値は、旧バージョンとの下位互換性を保つため、OPS$です。ただし、この接頭辞の値を「""」(NULL文字列)に設定でき、それによって、接頭辞はオペレーティング・システム・アカウント名に追加されなくなります。

ノート:

OS_AUTHENT_PREFIXパラメータのテキストは、一部のオペレーティング・システムでは大/小文字が区別されます。

関連項目:

  • このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。

  • デフォルト値については、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。