2.292 READ_ONLY_OPEN_DELAYED

READ_ONLY_OPEN_DELAYEDは、読取り専用表領域内のデータ・ファイルがアクセスされる場合を判断します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

ブール値

デフォルト値

false

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

true | false

基本

いいえ

値:

  • true

    データ・ファイルは、そこに格納されているデータの読取りが初めて試行される場合にかぎり、アクセスされます。

  • false

    データ・ファイルは、データベースのオープン時にアクセスされます。

このパラメータは、大規模なデータベースの重要な部分が読取り専用の表領域に格納されている場合、そのデータベースに対する特定の操作(主に、データベースのオープン)を高速化するために使用します。特に、読取り専用データの一部が低速アクセスのデバイスや階層型の記憶域に格納されているデータベースの場合、このパラメータをtrueに設定することを検討します。

関連項目:

読取り専用表領域のデータ・ファイルの遅延アクセスの結果については、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。