2.295 REDO_TRANSPORT_USER
REDO_TRANSPORT_USERには、リモート・ログイン・パスワード・ファイルがREDO転送認証に使用される場合に使用されるパスワード・ベリファイアを所有するユーザーの名前を指定します。このユーザーはSYSOPER権限を持っており、さらに、REDO転送セッションを開始するデータベースとそのターゲットとなるデータベースにおいて、同一のパスワードを持っている必要があります。
               | 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | 
 | 
| デフォルト値 | デフォルト値はありません。 | 
| 値の範囲 | 
 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | いいえ | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスに同じ値を使用する必要がある。 | 
このパラメータの値では大文字と小文字が区別されるので、V$PWFILE_USERSビューの行のUSERNAME列の値と完全に一致する必要があります。その行のSYSOPER列の値もTRUEである必要があります。 
                  
このパラメータが指定されていない場合、REDO転送認証に対してリモート・ログイン・パスワード・ファイルが使用されるときに、SYSユーザーのパスワード・ベリファイアが使用されます。
                  
関連項目:
このパラメータの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。