2.351 STREAMS_POOL_SIZE
STREAMS_POOL_SIZE値は、Streamsプールのサイズの決定に役立ちます。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
大整数 |
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構文 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
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値の範囲 |
最小値: 最大値: オペレーティング・システム依存 |
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基本 |
いいえ |
SGA_TARGET初期化パラメータに0以外の値を設定すると、Oracleの自動共有メモリー管理機能によってStreamsプールのサイズが管理されます。STREAMS_POOL_SIZE初期化パラメータにも0以外の値を設定した場合、この値は、Streamsプールの最小値として自動共有メモリー管理によって使用されます。
SGA_TARGETに0以外の値を設定し、STREAMS_POOL_SIZEが指定されていないかnull値に設定された場合、自動共有メモリー管理では、Streamsプールの最小値として0 (ゼロ)バイトが使用されます。
STREAMS_POOL_SIZE初期化パラメータに0以外の値を設定し、SGA_TARGETパラメータに0(ゼロ)を設定した場合、StreamsプールのサイズはSTREAMS_POOL_SIZEパラメータによって設定された値(バイト)です。
STREAMS_POOL_SIZEおよびSGA_TARGET初期化パラメータの両方に0 (ゼロ)を設定した場合、デフォルトでは、データベースでの最初のStreamsプール・メモリーの要求時に、共有プールの10%に等しい量のメモリーがバッファ・キャッシュからStreamsプールに送信されます。Streamsプールを使用する製品および機能には、Oracle GoldenGate、XStream、Oracle Advanced QueuingおよびOracle Data Pumpがあります。
Streamsプールは共有リソースであり、プロセスがStreamsプールから使用できるメモリーの量はアプリケーションにより決定されます。取得または適用パラメータMAX_SGA_SIZEは、Oracle GoldenGateまたはXStream用に制御可能です。Oracle Advanced Queuingでは、dbms_aqadmパッケージ内のプロシージャを使用して、必要なStreamsプールの量を制御します。
関連項目:
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XStream Out構成用のStreamsプールの構成の詳細は、『Oracle Database XStreamガイド』を参照してください。
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XStream In構成用のStreamsプールの構成の詳細は、『Oracle Database XStreamガイド』を参照してください。
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dbms_aqadmパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。