2.352 TABLESPACE_ENCRYPTION_DEFAULT_ALGORITHM
TABLESPACE_ENCRYPTION_DEFAULT_ALGORITHMには、表領域の暗号化時にデータベースで使用されるデフォルトのアルゴリズムを指定します。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | 
 ノート:  | 
| デフォルト値 | 
 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | はい | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスに同じ値を指定する必要がある。 | 
この初期化パラメータの値によって、暗号化された表領域の作成時または既存の表領域の暗号化時に暗号化アルゴリズムが指定されていない場合にデータベースが使用するアルゴリズムが決定されます。たとえば、このパラメータの値は次の場合に有効になります。
- CREATE- TABLESPACE文を使用して表領域を作成し、- ENCRYPTION…- ENCRYPT句を指定するが、- USINGキーワードとアルゴリズムを指定しません。
- CREATE- TABLESPACE文を使用して表領域を作成するが、- ENCRYPTION…- ENCRYPT句は指定しません。ただし、- ENCRYPT_NEW_TABLESPACES初期化パラメータの値により、表領域を暗号化するようデータベースが指示されます。
- ENCRYPTION- OFFLINE- ENCRYPT句または- ENCRYPTION- ONLINE…- ENCRYPT句を指定して、既存の表領域を- ALTER- TABLESPACE文で暗号化するが、- USINGキーワードとアルゴリズムを指定しません。
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 20c以降で使用できます。
関連項目:
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                           CREATE TABLESPACE文の詳細は、Oracle Database SQL言語リファレンスを参照してください
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                           ALTER TABLESPACE文の詳細は、Oracle Database SQL言語リファレンスを参照してください