2.367 UNIFIED_AUDIT_COMMON_SYSTEMLOG
UNIFIED_AUDIT_COMMON_SYSTEMLOG
には、共通監査ポリシーによって生成された統合監査レコードのキー・フィールドがSYSLOGユーティリティに書き込まれるかどうかを指定します。
ノート:
この初期化パラメータは、UNIXプラットフォームでのみサポートされます。特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
なし |
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 |
このパラメータを設定すると、共通監査ポリシーによって生成された統合監査レコードのキー・フィールドがSYSLOGに書き込まれます。これらのフィールドは、UNIFIED_AUDIT_TRAIL
ビューの詳細な統合監査レコードを一意に識別します。監査レコードのエントリがSYSLOGエントリの最大許容サイズ(通常、1024バイト)を超えないように、統合監査レコードのフィールドのサブセットのみが書き込まれます。
SYSLOGに書き込まれた共通監査ポリシーのために統合監査レコードのキー・フィールドを生成しない場合は、このパラメータを設定しないでください。
このパラメータは、CDBレベルで設定され、共通統合監査ポリシーのすべての統合監査レコードを単一の宛先に統合できるという点で、UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOG
パラメータとは異なります。一方、UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOG
はPDBレベルで設定され、PDBごとに統合監査レコードのロギングを有効にすることができます。
関連項目:
-
SYSLOGに書き込まれる統合監査レコードのフィールドに付けられた名前と
UNIFIED_AUDIT_TRAIL
ビューの対応する列名をマップする表は、Oracle Databaseセキュリティ・ガイドを参照してください
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 19c以降で使用できます。