8.28 V$AQ_SHARDED_SUBSCRIBER_STAT

V$AQ_SHARDED_SUBSCRIBER_STATは、シャード・キューのサブスクライバに関する基本的な統計情報を示します。キュー、シャード、サブスクライバ各1つに対して1行ずつ示されます。

ノート:

AQシャード・キューは、Oracle Database 20cでは非推奨になっています。それよりも高いスループットとパフォーマンスが得られる、Transactional Event Queues (TEQ)の使用をお薦めしています。
データ型 説明

QUEUE_ID

NUMBER

キュー識別子

SUBSCRIBER_ID

NUMBER

サブスクライバ識別子

SHARD_ID

NUMBER

シャード識別子

PRIORITY

NUMBER

シャードの優先度の値

DEQUEUE_SUBSHARD

NUMBER

このシャード内の最後の既知のデキュー・ポジション

ENQUEUED_MSGS

NUMBER

エンキュー済メッセージの数

DEQUEUED_MSGS

NUMBER

デキュー済メッセージの数

ELAPSED_DEQUEUE_TIME

NUMBER

デキューの実行に要した時間(秒)

CPU_DEQUEUE_TIME

NUMBER

デキューの実行に要した実際のCPU時間(秒)

DEQUEUE_RATE

NUMBER

1秒当たりにデキューされたメッセージ数

DEQUEUE_POSITION脚注1

RAW(16)

このシャードのサブスクライバのデキュー位置におけるメッセージID

NULL値は、シャードが空であるか、このシャードでデキューが行われていないことを示します。

TIME_SINCE_LAST_DEQUEUE

NUMBER

最後のデキュー・アクティビティからの時間(秒)

ESTD_TIME_TO_DRAIN

NUMBER

現在のエンキューとデキューのレートにおけるシャード排出の推定時間(秒)。エンキュー・レートがデキュー・レートよりも大きい場合はnull。

ESTD_TIME_TO_DRAIN_NO_ENQ

NUMBER

新規エンキューがない場合のシャード排出の推定時間(秒)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1この列は、Oracle Database 20cから使用可能です。