8.29 V$AQ_SUBSCRIBER_LOAD
V$AQ_SUBSCRIBER_LOAD
は、Oracle RAC環境における各インスタンスの待機時間によって、シャード化されたキューのすべてのサブスクライバの負荷を示します。
待機時間は、対応する各インスタンスにおいて、そのサブスクライバのすべてのメッセージが排出されるまでに必要となる、現在時刻からの予想時間(秒)を表します。待機時間の計算では、過去のエンキューとデキューの速度および履歴に基づく将来のエンキューとデキューの速度が考慮されます。
ノート:
AQシャード・キューは、Oracle Database 20cでは非推奨になっています。それよりも高いスループットとパフォーマンスが得られる、Transactional Event Queues (TEQ)の使用をお薦めしています。列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
キューID |
|
|
キュー・スキーマ |
|
|
キュー名 |
|
|
サブスクライバID |
|
|
サブスクライバ名 |
|
|
可能な値は次のとおり。
|
|
|
待機時間(秒)。 |
|
|
最後に記録されたデキュー要求の概数 |
|
|
このサブスクライバのメッセージを保有するキュー・シャードの数 |
|
|
このインスタンスでサブスクライバがメッセージをアクティブにリスニングしているかどうか(TRUE | FALSE) |
|
|
このサブスクライバのアクティブなデキュー・セッション数を表示します |
|
|
内部使用専用。 |
|
|
アフィニティ・スイッチは、シャードとサブスクライバのペアのデキュー・インスタンスにおける切替えである。必須のアフィニティ・スイッチは、インスタンスでキュー内にローカル・エンキューがあるが、ローカル・デキューがないときに試行される。これにより、デキュー・アフィニティがシャードとサブスクライバのペアの別のインスタンスに切り替えられる。この列は、このインスタンスから他のインスタンスへの必須アフィニティ・スイッチがこのサブスクライバに対して必要となった回数を示す。 |
|
|
オプションのアフィニティ・スイッチは必須ではないアフィニティ・スイッチ。オプションのアフィニティ・スイッチは、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースでグローバルなロード・バランシングのために実行される。この列は、このインスタンスから他のインスタンスへのオプションのアフィニティ・スイッチがこのサブスクライバに対して必要となった回数を示す。 |
|
|
データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
|
脚注1 この列は、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。
関連項目:
Oracle Databaseアドバンスト・キューイングの詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。