8.160 V$DATAFILE

V$DATAFILEは、制御ファイルからのデータ・ファイル情報を示します。

関連項目:

V$DATAFILE_HEADER(データ・ファイル・ヘッダーからの情報を表示)

データ型 説明

FILE#

NUMBER

ファイル識別番号

CREATION_CHANGE#

NUMBER

データ・ファイル作成時の変更番号

CREATION_TIME

DATE

データ・ファイル作成のタイムスタンプ

TS#

NUMBER

表領域番号

RFILE#

NUMBER

表領域の相対データ・ファイル番号

STATUS

VARCHAR2(7)

ファイルのタイプ(システムまたはユーザー)およびその状態。値: OFFLINEONLINESYSTEMRECOVERSYSOFF(SYSTEM表領域からのオフライン・ファイル)

ENABLED

VARCHAR2(10)

SQLからファイルへのアクセス方法:

  • DISABLED - SQLアクセスは許可されない。

  • READ ONLY - SQLの更新は許可されない。

  • READ WRITE - 完全なアクセスが許可される。

  • UNKNOWN - SQLの更新が許可されるかどうか不明

CHECKPOINT_CHANGE#

NUMBER

前回のチェックポイントのSCN

CHECKPOINT_TIME

DATE

チェックポイント番号のタイムスタンプ

UNRECOVERABLE_CHANGE#

NUMBER

このデータ・ファイルに対する前回のリカバリ不能変更番号。データベースがARCHIVELOGモードの場合、この列はリカバリ不能操作の完了時に更新される。データベースがARCHIVELOGモードでない場合、この列は更新されない。

UNRECOVERABLE_TIME

DATE

前回のリカバリ不能変更のタイムスタンプ。この列は、データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ更新される。

LAST_CHANGE#

NUMBER

このデータ・ファイルに対する前回の変更番号(データ・ファイルが変更中の場合はNULL)

LAST_TIME

DATE

前回の変更のタイムスタンプ

OFFLINE_CHANGE#

NUMBER

前回のオフライン範囲のオフライン変更番号。この列は、データ・ファイルがオンライン状態の場合にのみ更新される。

ONLINE_CHANGE#

NUMBER

前回のオフライン範囲のオンライン変更番号

ONLINE_TIME

DATE

前回のオフライン範囲のオンライン・タイムスタンプ

BYTES

NUMBER

現行のデータ・ファイルのサイズ(バイト)。アクセスできない場合は0

BLOCKS

NUMBER

現行のデータ・ファイルのサイズ(ブロック単位)。アクセスできない場合は0

CREATE_BYTES

NUMBER

作成時のバイト単位のサイズ

BLOCK_SIZE

NUMBER

データ・ファイルのブロック・サイズ

NAME

VARCHAR2(513)

データ・ファイルの名前

PLUGGED_IN

NUMBER

表領域がプラグインかどうかを示す。表領域がプラグインで、読取り/書込み可能でない場合は値は1、それ以外の場合は0

BLOCK1_OFFSET

NUMBER

ファイルの最初からOracleの共通情報の開始点へのオフセット。計算可能なファイルの正確な長さ: BYTES + BLOCK1_OFFSET

AUX_NAME

VARCHAR2(513)

CONFIGURE AUXNAMEからファイルに設定される補助名

FIRST_NONLOGGED_SCN

NUMBER

最初の非ログ記録SCN(スタンバイ・データベースでのチェック)

FIRST_NONLOGGED_TIME

DATE

最初の非ログ記録時間(スタンバイ・データベースでのチェック)

FOREIGN_DBID

NUMBER

このデータファイルの転送元の外部DBID。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。

FOREIGN_CREATION_CHANGE#

NUMBER

外部データファイルの作成SCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。

FOREIGN_CREATION_TIME

DATE

外部データファイルの作成時刻。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。

PLUGGED_READONLY

VARCHAR2(3)

トランスポートされた読取り専用外部ファイルである場合はYES、そうでない場合はNO

PLUGIN_CHANGE#

NUMBER

外部データファイルがデータベースにトランスポートされたときのSCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作のSCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。

PLUGIN_RESETLOGS_TIME

DATE

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作の時刻。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID