8.206 V$EQ_CROSS_INSTANCE_JOBS

V$EQ_CROSS_INSTANCE_JOBSには、Transactional Event Queue (TEQ)インスタンス間ジョブの情報が示されます。

それぞれのジョブは、イベント・ストリームのメッセージをソース・インスタンスから、TEQのサブスクライバ・セットの宛先インスタンスに転送します。

データ型 説明

JOB_ID

NUMBER

このコーディネータ内のジョブID

SCHEMA_NAME

VARCHAR2(128)

ジョブのソース・スキーマ

QUEUE_NAME

VARCHAR2(128)

ジョブのソース・キュー名

EVENT_STREAM_ID

NUMBER

ソース・イベント・ストリームID

START_EVENT_STREAM_PARTITION_ID

NUMBER

ジョブの開始イベント・ストリーム・パーティションID

DESTINATION_INSTANCE_ID

NUMBER

ジョブの宛先インスタンス

COORDINATOR_ID

NUMBER

ジョブを処理しているコーディネータの索引

DEST_SERVER_PROCESS_ID

NUMBER

宛先サーバーのプロセスID

JOB_STATE

VARCHAR2(28)

ジョブの状態。可能な値は次のとおり。

  • REQUESTED

  • RUNNING

  • STOPPED

  • PAUSED

  • CRASHED

  • INACTIVE

FLOW_CONTROL

NUMBER

ジョブがフロー制御されているかどうか可能な値は次のとおり。

  • 0 - ジョブはフロー制御されていません。

  • 1 - ジョブはフロー制御されています。

MSGS_SENT

NUMBER

ジョブ中に送信されたメッセージ数

BYTES_SENT

NUMBER

ジョブ中に送信されたバイト数

ACK_LATENCY

NUMBER

ジョブのACK受信の待機時間

JOB_TYPE

VARCHAR2(26)

ジョブ・タイプ。可能な値は次のとおり。

  • CROSS_STREAM: このジョブ・タイプは、宛先デキュー・インスタンスにあるイベント・ストリームからデキューを実行するすべてのサブスクライバのために、所有者のインスタンスから宛先デキュー・インスタンスへのイベント・ストリームの転送を担当します。

  • DEQUEUE_AFFINITY_TO_REMOTE: このジョブ・タイプは、イベント・ストリームの所有者のインスタンスからリモートのデキュー・インスタンスへのサブスクライバのデキュー・アフィニティの切替えを担当します。

  • DEQUEUE_AFFINITY_TO_LOCAL: このジョブ・タイプは、リモートのデキュー・インスタンスからイベント・ストリームの所有者のインスタンスへのサブスクライバのデキュー・アフィニティの切替え戻しを担当します。

PRIORITY0_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度0のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY1_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度1のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY2_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度2のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY3_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度3のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY4_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度4のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY5_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度5のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY6_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度6のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY7_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度7のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY8_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度8のイベント・ストリーム・パーティションのID

PRIORITY9_CROSS_LWM

NUMBER

DESTINATION_INSTANCE_IDで最後に受信した優先度9のイベント・ストリーム・パーティションのID

JOB_START_TIME

TIMESTAMP(3)WITH TIME ZONE

このジョブの開始時間

SUBSCRIBER_ID

NUMBER

DEQUEUE_AFFINITY_TO_REMOTEおよびDEQUEUE_AFFINITY_TO_LOCALのジョブ・タイプで、そのアフィニティが切り替えられるサブスクライバのID

SUBSCRIBER_NAME

VARCHAR2(512)

DEQUEUE_AFFINITY_TO_REMOTEおよびDEQUEUE_AFFINITY_TO_LOCALのジョブ・タイプで、そのアフィニティが切り替えられるサブスクライバの名前。

この列は、CROSS_STREAMジョブ・タイプではNULL。

OWNER_INSTANCE_ID

NUMBER

イベント・ストリームを所有するインスタンスのID

QUEUE_ID

NUMBER

キューID

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

ノート:

このビューは、Oracle Database 20c以降で使用できます。

関連項目:

Oracle Transactional Event QueuesおよびAdvanced Queuingの詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください