8.273 V$HANG_INFO

V$HANG_INFOは、クラスタで検出されたハングに関する情報を示します。

ハングは、開いた待機チェーンまたは閉じた待機チェーン(循環またはデッドロック)である場合があります。待機チェーンは、相互にブロックされている一連のセッションです。それぞれの行はハングを表し、そのハングの重大度を示します。このビューには、ハングの被害者または最終ブロッカも含まれます。

データ型 説明

HANG_ID

NUMBER

ハングを識別する番号

HANG_CHAIN_SESSIONS

NUMBER

ハングのメインの待機チェーン内にあるセッションの数

TOTAL_HUNG_SESSIONS

NUMBER

メインの待機チェーンおよびメインの待機チェーンから分岐した待機チェーンを含む、ハングの影響を受けたセッションの合計数

HANG_TYPE

VARCHAR2(18)

開いた待機チェーンの場合はHang、循環または閉じた待機チェーンの場合はDeadlockに設定されます。

HANG_STATUS脚注1

VARCHAR2(20)

ハングのステータス。可能な値は次のとおり。

  • Invalid - ハング・ステータスが不明になったため、ハングが解除されようとしている
  • Pending Resolution - ハングまたはデッドロックには解決のマークが付けられており、まもなく解決される
  • Reconfiguration - 再構成が発生し、解決に向けてアクションを実行する前に、ハングまたはデッドロックを再検出して検証する必要がある
  • Requires Verification - ハングが検証され、セッションがまだハングしているかどうか確認されようとしている
  • Resolved - ハングまたはデッドロックは、最終ブロッカ(またはルート)を終了するか、必要に応じてインスタンスを終了することによって解決された
  • Self-Resolved - ハングが検出されたが、ハング・マネージャの介入なしで自然に解決した
  • Unresolvable - ハングは解決できない特殊なケースであると判断された
  • Valid - ハングまたはデッドロックが検出されたが、まだ検証されていない
  • Verified Hung - ハングが検証され、ハングが解決されるか無視されるかがまもなく決定される
  • Victim Selected - 被害者が選択された。ハングに解決のマークが付けられている場合、被害者は終了します。

HANG_CREATE_TIME

VARCHAR2(20)

ハングが最初に検出された日時

HANG_RESOLVE_TIME

VARCHAR2(20)

ハングが自動解決された時刻

IGNORED_HANG

VARCHAR2(1)

Y - ハングは無視され、この時点では自動解決されていません。

N - ハングはまだ検証されていません。

RESOLUTION_ATTEMPTED

VARCHAR2(1)

Y - ハングの解決は試行されました。

N - ハングの解決は試行されていません。

GLOBAL_HANG

VARCHAR2(1)

Y - ハングがクラスタ内の複数のノードにまたがっています。

N - ハングしたすべてのセッションは1つのインスタンスにあります。

ESCALATED_HANG

VARCHAR2(1)

Y - ハングの解決が試行されたものの、失敗し、ハングがより重大になります。別の解決策が試行されます。

N - 最初の解決策が成功し、ハングを段階的により高い解決策レベルに変換する必要がなくなりました。

RESOLUTION_STATUS

VARCHAR2(45)

ハングが解決または無視された理由

VICTIM_INSTANCE

NUMBER

被害者または最終ブロッカ・セッションが存在するインスタンスのインスタンス番号

VICTIM_SESSION_ID

NUMBER

被害者または最終ブロッカのOracleセッションID

VICTIM_SERIAL#

NUMBER

被害者または最終ブロッカのOracleセッション・シリアル番号

VICTIM_OSPID

VARCHAR2(24)

被害者または最終ブロッカのオペレーティング・システムのプロセスID

FATAL_BACKGROUND

VARCHAR2(1)

Y - 被害者または最終ブロッカが重要なバックグラウンド・プロセスの場合

N - 被害者または最終ブロッカが重要なバックグラウンド・プロセスでない場合

PNAME

VARCHAR2(5)

被害者または最終ブロッカ・プロセスの名前

VICTIM_PDB_ID

NUMBER

被害者または最終ブロッカのコンテナIDまたはPDB ID

WAIT_EVENT_TEXT

VARCHAR2(64)

被害者または最終ブロッカが待機しているリソースまたはイベントで、セッションがリソースを待機していない場合はnot in a waitに設定されます。

VICTIM_QOS_PC_RANK

VARCHAR2(12)

ハングの被害者または最終ブロッカのOracle Database Quality of Service (QoS) Managementパフォーマンス・クラス・ランク。

VICTIM_QOS_PC_ITT

NUMBER

ハングの被害者または最終ブロッカのOracle Database QoS Managementパフォーマンス・クラスの、問題発生のしきい値

VICTIM_QOS_PC_RTT

NUMBER

ハングの被害者または最終ブロッカのOracle Database QoS Managementパフォーマンス・クラスの、ルート終了の許可のしきい値

VICTIM_QOS_PC_KEY

NUMBER

ハングの被害者または最終ブロッカのOracle Database QoS Managementパフォーマンス・クラス・キー

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1この列は、Oracle Database 20cから使用可能です。