9.59 V$LOGSTDBY_PROCESS

V$LOGSTDBY_PROCESSは、Data Guardログ適用サービスに発生している事象に関する動的情報を示します。

このビューは、アーカイブREDOログをスタンバイ・データベースに論理的に適用する間のパフォーマンス問題を診断するときなどに役立ちます。このビューは、ロジカル・スタンバイ・データベース専用です。

データ型 説明

SID

NUMBER

関連付けられたセッションのセッションID。これは、V$SESSIONビューの対応する行のSID列に一致する。

SERIAL#

NUMBER

関連付けられたセッションのシリアル番号。(SIDSERIAL#)ともに現行データベース・インスタンス内のセッションを一意に識別する。

LOGSTDBY_ID

NUMBER

パラレル問合せスレーブID

SPID

VARCHAR2(24)

V$PROCESSビューのこのプロセスに対応する行のSPID値に対応する

TYPE

VARCHAR2(128)

プロセスがSQL Applyのコンテキストで果たす役割。

  • COORDINATOR

  • APPLIER

  • ANALYZER

  • READER

  • PREPARER

  • BUILDER

STATUS_CODE

NUMBER

プロセスの現行アクションを識別する操作コード

  • 16111 - SQL適用プロセスが初期化されている。

  • 16112 - 適用プロセスとマイニング・プロセスがユーザー・コマンドに基づいて停止しているため、SQL Applyプロセスがクリーンアップしている。

  • 16116 - SQL適用プロセスがアイドル状態になっている。

  • 16117 - SQL適用プロセスがビジー状態で、関連するイベントを待機していない。

  • 16110 - APPLIERプロセスが、DDL文を処理する前に調査するため、ユーザー提供のストアド・プロシージャを起動した。

  • 16113 - APPLIERプロセスが、一部のユーザー・オブジェクトまたは順序にDML変更を適用している。

  • 16114 - APPLIERプロセスがDDL変更を適用している。

  • 16115 - COORDINATORプロセスがREDOストリームからLogMinerディクショナリをロードしている。

  • 16243 - BUILDERプロセスがlcrキャッシュの領域を解放するためにメモリーをページアウトしている。

  • 16240 - READERプロセスは、追加のログ・ファイルが使用可能になるのを待機してアイドル状態になっている。

  • 16241 - READERプロセスは、ログ・ファイルによってログ順序ギャップが補完されるのを待機してアイドル状態になっている。

  • 16242 - READERプロセスがログ・ファイルを処理している。

STATUS

VARCHAR2(256)

プロセスの現行アクションの説明

HIGH_SCN

NUMBER

このプロセスで処理される最大のREDOレコード/LCRを識別する

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID