9.94 V$OBJECT_DEPENDENCY

V$OBJECT_DEPENDENCYは、共有プールに現在ロードされているパッケージ、プロシージャまたはカーソルが依存するオブジェクトを示します。たとえば、V$SESSIONおよびV$SQLとともにこのビューを使用して、ユーザーが現在実行しているSQL文で使用される表を判断できます。

関連項目:

V$SESSIONおよびV$SQL

データ型 説明

FROM_ADDRESS

RAW(4 | 8)

共有プールに現在ロードされているプロシージャ、パッケージまたはカーソルのアドレス

FROM_HASH

NUMBER

共有プールに現在ロードされているプロシージャ、パッケージまたはカーソルのハッシュ値

TO_OWNER

VARCHAR2(64)

依存先オブジェクトの所有者

TO_NAME

VARCHAR2(1000)

依存先オブジェクトの名前

TO_ADDRESS

RAW(4 | 8)

依存先オブジェクトのアドレス。このアドレスを使用して、V$DB_OBJECT_CACHE内のオブジェクトの詳細を調べることができる。

TO_HASH

NUMBER

依存先オブジェクトのハッシュ値。このアドレスを使用して、V$DB_OBJECT_CACHE内のオブジェクトの詳細を調べることができる。

TO_TYPE

NUMBER

依存先オブジェクトのタイプ

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID