9.132 V$PROPAGATION_RECEIVER

V$PROPAGATION_RECEIVERは、受信側(宛先)のバッファ・キューの伝播スケジュールに関する情報を示します。値は、データベース(またはOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)環境におけるインスタンス)の再起動時、別のインスタンスへの伝播の移行時またはスケジュールされていない伝播の試行時に、0(ゼロ)にリセットされます。
データ型 説明

SRC_QUEUE_SCHEMA

VARCHAR2(128)

ソース・スキーマ名

SRC_QUEUE_NAME

VARCHAR2(128)

ソース・キュー名

SRC_DBNAME

VARCHAR2(395)

ソース・データベース名

DST_QUEUE_SCHEMA

VARCHAR2(128)

宛先スキーマ名

DST_QUEUE_NAME

VARCHAR2(128)

宛先キュー名

STARTUP_TIME

DATE

スケジュールの開始時刻。この時刻はソースまたは送信先データベースの再起動時に変更される。

HIGH_WATER_MARK

NUMBER

受信メッセージの最高水位標

ACKNOWLEDGEMENT

NUMBER

受信者が受信したメッセージの確認

LAST_RECEIVED_MSG

NUMBER

最後に受信されたメッセージ

TOTAL_MSGS

NUMBER

メッセージの合計数

ELAPSED_UNPICKLE_TIME

NUMBER

アンピクル処理の経過時間

ELAPSED_RULE_TIME

NUMBER

ルールの経過時間

ELAPSED_ENQUEUE_TIME

NUMBER

エンキューの経過時間

SESSION_ID

NUMBER

伝播受信者のセッションID

SERIAL#

NUMBER

伝播受信者のシリアル番号

SPID

VARCHAR2(24)

伝播受信者のプロセス識別番号

PROPAGATION_NAME

VARCHAR2(128)

ソース・データベースでの伝播名

STATE

VARCHAR2(43)

伝播受信者の状態:

  • Initializing

  • Sending unapplied txns

  • Waiting for message from client

  • Receiving LCRs

  • Evaluating rules

  • Enqueueing LCRS

  • Waiting for memory

  • Waiting for apply to read

  • Waiting for message from propagation sender

伝播スケジュールが最適化されていない場合、状態はNormal

LAST_RECEIVED_MSG_POSITION

RAW(64)

最後に受信されたメッセージの位置。SCNではない適切な位置にある値を除き、LAST_RECEIVED_MSGと一致する。この位置は、順序を判断するためにXStreamによって使用される。

ACKNOWLEDGEMENT_POSITION

RAW(64)

受信者が受信したメッセージの確認位置。SCNではない適切な位置にある値を除き、ACKNOWLEDGEMENTと一致する。この位置は、順序を判断するためにXStreamによって使用される。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID