9.133 V$PROPAGATION_SENDER

V$PROPAGATION_SENDERは、送信側(ソース)のバッファ・キューの伝播スケジュールに関する情報を示します。値は、データベース(またはOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)環境におけるインスタンス)の再起動時、別のインスタンスへの伝播の移行時またはスケジュールされていない伝播の試行時に、0(ゼロ)にリセットされます。
データ型 説明

QUEUE_ID

NUMBER

キューのキュー識別子

QUEUE_SCHEMA

VARCHAR2(128)

キューのスキーマ

QUEUE_NAME

VARCHAR2(128)

キューの名前

DST_QUEUE_SCHEMA

VARCHAR2(128)

キューの宛先スキーマ

DST_QUEUE_NAME

VARCHAR2(128)

宛先キュー名

STARTUP_TIME

DATE

伝播開始時刻

DBLINK

VARCHAR2(395)

送信先のデータベース・リンク名

HIGH_WATER_MARK

NUMBER

送信メッセージの最高水位標

ACKNOWLEDGEMENT

NUMBER

受信者が受信したメッセージの確認

SCHEDULE_STATUS

VARCHAR2(128)

伝播スケジュールの状態

TOTAL_MSGS

NUMBER

伝播されたメッセージの合計数

TOTAL_BYTES

NUMBER

伝播されたバイトの合計数

ELAPSED_DEQUEUE_TIME

NUMBER

デキューの経過時間(1/100秒)

ELAPSED_PICKLE_TIME

NUMBER

ピクル処理の経過時間(論理変更コード(LCR)をネットワークを介して送信できるバイトのストリームに線形化するために要した時間)(1/100秒)

ELAPSED_PROPAGATION_TIME

NUMBER

伝播中の経過時間(1/100秒)

ELAPSED_RULE_TIME

NUMBER

ルールの経過時間(1/100秒)

MAX_NUM_PER_WIN

NUMBER

ウィンドウごとの最大バイト数

MAX_SIZE

NUMBER

ウィンドウごとに送信された最大バイト数

LAST_MSG_LATENCY

NUMBER

最後に伝播されたメッセージの待機時間

LAST_MSG_ENQUEUE_TIME

TIMESTAMP(6)

最後に伝播されたメッセージのエンキューの時間

LAST_MSG_PROPAGATION_TIME

TIMESTAMP(6)

前回、メッセージが伝播された時刻

LAST_LCR_LATENCY

NUMBER

最後に伝播されたLCRの待機時間

LAST_LCR_CREATION_TIME

DATE

最後に伝播されたLCRのタイムスタンプ

LAST_LCR_PROPAGATION_TIME

DATE

前回、LCRが伝播された時刻

DST_DATABASE_NAME

VARCHAR2(395)

転送先データベースのグローバル名

SESSION_ID

NUMBER

伝播送信者プロセスのセッションID

SERIAL#

NUMBER

伝播送信者プロセスのシリアル番号

SPID

VARCHAR2(24)

伝播送信者プロセスのプロセス識別番号

PROPAGATION_NAME

VARCHAR2(128)

伝播の名前

STATE

VARCHAR2(128)

伝播送信者プロセスの状態:

  • Initializing

  • Initializing propagation receiver

  • Browsing LCRs

  • Evaluating rules

  • Dequeueing LCRs

  • Sending LCRs

  • Waiting for apply to be enabled

  • Waiting for apply database to start

  • Waiting for propagation to be enabled

  • Waiting for capture to terminate

  • Waiting for a subscriber to be added

  • Suspended due to a dropped subscriber

  • Suspended for auto split/merge

  • Waiting on empty queue

SCHEDULE_STATUS列の値がSCHEDULE OPTIMIZEDではない場合、状態はSCHEDULE_STATUS列の値。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID