9.134 V$PROXY_ARCHIVEDLOG

V$PROXY_ARCHIVEDLOGは、プロキシ・コピー機能を使用して取得されたアーカイブ・ログ・バックアップに関する情報を示します。

プロキシ・コピーでは、メディア・マネージャがデータのバックアップとリストアの操作を行います。各行で1つの制御ファイルの1つのバックアップを説明します。

データ型 説明

RECID

NUMBER

プロキシ・コピーのレコード識別子

STAMP

NUMBER

プロキシ・コピー・スタンプ

DEVICE_TYPE

VARCHAR2(17)

プロキシ・コピーを格納するメディア・デバイスのタイプ

HANDLE

VARCHAR2(513)

プロキシ・コピーの名前またはハンドル

COMMENTS

VARCHAR2(81)

プロキシ・コピーに関するコメント

MEDIA

VARCHAR2(65)

このバックアップを作成したメディア・マネージャの詳細を含むコメント

MEDIA_POOL

NUMBER

プロキシ・コピーが格納されるメディア・プールの数

TAG

VARCHAR2(32)

プロキシ・コピーのタグ

STATUS

VARCHAR2(1)

バックアップ・セットの状態:

  • A - 使用可能

  • U - 使用不可

  • X - 期限切れ

  • D - 削除済

DELETED

VARCHAR2(3)

このレコードが削除されているかどうか(YES | NO)

THREAD#

NUMBER

REDOスレッドの数

SEQUENCE#

NUMBER

ログ順序番号

RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

このアーカイブ・ログが属するデータベース・インカネーションのRESETLOGS SCN

RESETLOGS_TIME

DATE

このアーカイブ・ログが属するデータベース・インカネーションのRESETLOGSタイムスタンプ

FIRST_CHANGE#

NUMBER

このREDOログの最初のSCN

FIRST_TIME

DATE

OracleによりREDOログの記録が開始された時刻

NEXT_CHANGE#

NUMBER

スレッド内の次のREDOログの最初のSCN

NEXT_TIME

DATE

スレッド内の次のREDOログの最初のタイムスタンプ

BLOCKS

NUMBER

このアーカイブREDOログのサイズ(オペレーティング・システムのブロック単位)

BLOCK_SIZE

NUMBER

コピーのブロック・サイズ(バイト)

START_TIME

DATE

プロキシ・コピーの開始時刻

COMPLETION_TIME

DATE

プロキシ・コピーの完了時刻

ELAPSED_SECONDS

NUMBER

プロキシ・コピーの持続時間

RMAN_STATUS_RECID

NUMBER

所有V$RMAN_STATUSレコードID

RMAN_STATUS_STAMP

NUMBER

所有V$RMAN_STATUSスタンプ

TERMINAL

VARCHAR2(3)

このレコードが、V$ARCHIVED_LOGに定義されているように、端末のアーカイブREDOログに対応しているかどうか(YES | NO)

KEEP

VARCHAR2(3)

このバックアップ・セットが、構成保存方針の値とは異なる保存方針を持つかどうか(YES|NO)

KEEP_UNTIL

DATE

指定されている場合、バックアップの保存期限を示す。この列がNULLの場合、バックアップが期限切れにならない。

KEEP_OPTIONS

VARCHAR2(11)

このバックアップ・セットの追加保存オプション:

  • LOGS - 現在は非推奨のLOGSキーワードにより実行された長期バックアップ

  • BACKUP_LOGS - バックアップがオープン・モードで実行されたため、それに一貫性を持たせるためにアーカイブ・ログ・バックアップの適用が必要

  • NOLOGS - データベースのマウント時に実行された一貫性バックアップ

  • NULL - このバックアップはKEEPオプションを持たず、保存方針に基づいて廃止される

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID