9.157 V$RECOVERY_FILE_DEST

V$RECOVERY_FILE_DESTは、高速リカバリ領域におけるディスク割当ておよび現在のディスクの使用状況に関する情報を示します。

データ型 説明

NAME

VARCHAR2(513)

位置名。DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータで指定された値。

SPACE_LIMIT

NUMBER

データベースで高速リカバリ領域として使用可能な最大ディスク領域(バイト)。DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE初期化パラメータで指定された値。

SPACE_USED

NUMBER

現在までのすべての高速リカバリ領域で作成された高速リカバリ領域ファイルが使用するディスク領域(バイト)。高速リカバリ領域を変更しても、SPACE_USED0にリセットされない。

SPACE_RECLAIMABLE

NUMBER

高速リカバリ領域の廃止されたファイル、重複したファイルおよび優先順位の低いその他のファイルを削除することによって作成可能な最大ディスク領域(バイト)

NUMBER_OF_FILES

NUMBER

高速リカバリ領域にあるファイルの数

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID