9.175 V$RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILS

V$RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILSは、RMANセッション内の同様の操作を単一行にマージします。たとえば、BACKUP DATAFILE <n>コマンドが4つ、RECOVERY COPY OF DATAFILEコマンドが3つ、BACKUP RECOVERY AREAコマンドが1つある場合、このビューは3行からなり、各行にBACKUP、ROLLFORWARDおよびCOPY_DISK_TO_TAPEの操作がそれぞれ示されます。
データ型 説明

SESSION_KEY

NUMBER

セッション識別子

SESSION_RECID

NUMBER

SESSION_KEYおよびSESSION_STAMPとともに、V$RMAN_OUTPUTのジョブ出力を一意に識別する目的で使用される。

SESSION_STAMP

NUMBER

SESSION_KEYおよびSESSION_RECIDとともに、V$RMAN_OUTPUTのジョブ出力を一意に識別する目的で使用される。

OPERATION

VARCHAR2(33)

BACKUP、ROLLFORWARD、VALIDATEまたはCOPY_DISK_TO_TAPE。出力ビューには、セッションのサブ操作タイプごとに1行表示される。

COMMAND_ID

VARCHAR2(33)

ユーザー指定のSET COMMAND IDか、またはRMANが生成した一意のコマンドID

START_TIME

DATE

ジョブ内の最初のBACKUPコマンドの開始時刻

END_TIME

DATE

ジョブ内の最後のBACKUPコマンドの終了時刻

INPUT_BYTES

NUMBER

このジョブでバックアップされた入力ファイルの合計サイズ

OUTPUT_BYTES

NUMBER

このジョブで生成された全ピースの出力サイズ

STATUS_WEIGHT

NUMBER

Enterprise Manager内部で使用。

OBJECT_TYPE_WEIGHT

NUMBER

Enterprise Manager内部で使用。

OPTIMIZED_WEIGHT

NUMBER

Enterprise Manager内部で使用。

OUTPUT_DEVICE_TYPE

VARCHAR2(17)

DISK、SBT、または*。*は複数のデバイスを示す(通常はDISKまたはSBTになる)。

BACKED_BY_OSB

VARCHAR2(3)

値がYESの場合はOracle Secure Backupにバックアップが行われたことを示す。それ以外の場合は、他のサード・パーティのテープ・ライブラリにバックアップされている。

AUTOBACKUP_DONE

VARCHAR2(3)

YESまたはNO。どちらになるかは、制御ファイルの自動バックアップがこのジョブの一環として実行されたかどうかによって決まる。

STATUS

VARCHAR2(23)

次のいずれかの値になる。

  • RUNNING WITH WARNINGS

  • RUNNING WITH ERRORS

  • COMPLETED

  • COMPLETED WITH WARNINGS

  • COMPLETED WITH ERRORS

  • FAILED

INPUT_TYPE

VARCHAR2(13)

次の値のいずれかに設定される。ユーザー・コマンドがいずれの値も満たさない場合は、一覧の上から順に優先順位が付与される。

  • DB FULL

  • RECVR AREA

  • DB INCR

  • DATAFILE FULL

  • DATAFILE INCR

  • ARCHIVELOG

  • CONTROLFILE

  • SPFILE

OPTIMIZED

VARCHAR2(3)

YESまたはNOで、最適化が適用されたかどうかによってどちらになるのかが決まる。バックアップ・ジョブに対してのみ適用される。

AUTOBACKUP_COUNT

NUMBER

このジョブで実行された自動バックアップの数

COMPRESSION_RATIO

NUMBER

圧縮率

INPUT_BYTES_DISPLAY

VARCHAR2(4000)

ユーザー表示可能な形式の値。この値は、nM、nG、nT、nPなどの形式に変換される。

OUTPUT_BYTES_DISPLAY

VARCHAR2(4000)

ユーザー表示可能な形式の値。この値は、nM、nG、nT、nPなどの形式に変換される。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID