9.180 V$RMAN_OUTPUT

V$RMAN_OUTPUTは、RMANがレポートしたメッセージを示します。

このビューはインメモリー・ビューで、制御ファイルには記録されません。このビューには32768行格納できます。

データ型 説明

SID

NUMBER

このRMANの操作を実行しているセッションのセッションID

RECID

NUMBER

対応するV$RMAN_STATUS行のレコードID

STAMP

NUMBER

対応するV$RMAN_STATUS行のタイムスタンプ

SESSION_RECID

NUMBER

セッション(対応するROW_LEVEL = 0V$RMAN_STATUS行)のレコードID

SESSION_STAMP

NUMBER

セッション(対応するROW_LEVEL = 0V$RMAN_STATUS行)のタイムスタンプ

OUTPUT

VARCHAR2(130)

RMANによってレポートされた出力テキスト

RMAN_STATUS_RECID

NUMBER

所有V$RMAN_STATUSレコードID

RMAN_STATUS_STAMP

NUMBER

所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ

SESSION_KEY

NUMBER

セッション識別子

GUID脚注1

NUMBER

RMAN操作を実行したプラガブル・データベース(PDB)のGUID。V$RMAN_OUTPUTは、rman出力を取得します。

PDB sysdbaがバックアップを実行した場合、PDBのGUIDはV$RMAN_OUTPUTに表示されます。ルートがバックアップを実行した場合、ルートのguidはV$RMAN_OUTPUTに表示されます。ルート

ルート・ユーザーは、すべてのV$RMAN_OUTPUT行(つまり、すべてのPDBが所有する行)を表示できますが、PDBユーザーはそのPDBのV$RMAN_OUTPUT行のみを表示できます(つまり、ルートまたは他のPDBからの行は不可)。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1 この列は、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。