9.181 V$RMAN_STATUS

V$RMAN_STATUSは、完了したRMANのジョブおよび進行中のRMANのジョブを示します。進行中のジョブについては、進捗情報と状態を示します。進行中のジョブはメモリーにのみ格納され、完了したジョブは制御ファイルに格納されます。
データ型 説明

SID

NUMBER

このRMANの操作を実行しているセッションのセッションID

RECID

NUMBER

制御ファイル内の行のレコードID

STAMP

NUMBER

行のタイムスタンプ(RECID + STAMPは一意)

PARENT_RECID

NUMBER

この行の親行(対応するROW_LEVEL = ROW_LEVEL - 1V$RMAN_STATUS行)のレコードID

PARENT_STAMP

NUMBER

この行の親行(対応するROW_LEVEL = ROW_LEVEL - 1V$RMAN_STATUS行)のタイムスタンプ

SESSION_RECID

NUMBER

セッション(対応するROW_LEVEL = 0のV$RMAN_STATUS行)のレコードID

SESSION_STAMP

NUMBER

セッション(対応するROW_LEVEL = 0のV$RMAN_STATUS行)のタイムスタンプ

ROW_LEVEL

NUMBER

行のレベル。セッションのレベルは0

ROW_TYPE

VARCHAR2(19)

行の型:

  • SESSION

  • COMMAND

  • RECURSIVE OPERATION

COMMAND_ID

VARCHAR2(33)

RMANのSET COMMAND IDコマンドで設定されたコマンドID。設定されていない場合は、RMANによって一意の番号が作成される。

OPERATION

VARCHAR2(33)

この行で説明する、実行中のコマンドの名前

STATUS

VARCHAR2(23)

操作の状態:

  • RUNNING

  • RUNNING WITH WARNINGS

  • RUNNING WITH ERRORS

  • COMPLETED

  • COMPLETED WITH WARNINGS

  • COMPLETED WITH ERRORS

  • FAILED

MBYTES_PROCESSED

NUMBER

完了したジョブの割合。操作に適用できない場合はNULL。

START_TIME

DATE

ジョブの開始時刻

END_TIME

DATE

ジョブの終了時刻

INPUT_BYTES

NUMBER

読み取られた入力バイト数

OUTPUT_BYTES

NUMBER

書き込まれた出力バイト数

OPTIMIZED

VARCHAR2(3)

バックアップ・ジョブの実行時にバックアップ最適化が適用された場合はYES。それ以外の場合はNO。

OBJECT_TYPE

VARCHAR2(13)

バックアップされたオブジェクトのタイプを識別する

OUTPUT_DEVICE_TYPE

VARCHAR2(17)

DISKSBT_TAPEまたは**は、出力が複数のデバイス・タイプに書き込まれたことを示す。

OSB_ALLOCATED

VARCHAR2(3)

値がYESの場合、V$RMAN_STATUSビューで識別された指定の操作中に、Oracle Secure Backupチャネルが割り当てられたことを意味する。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID