10.50 V$SQL_CS_SELECTIVITY

V$SQL_CS_SELECTIVITYは、拡張カーソル共有モードでの子カーソルの有効な選択性範囲を公開します。有効範囲は、バインドを含む各述語の下限値および上限値で構成されます。子カーソルが共有されるためには、各述語の選択性(現在のバインド値を含む)が、対応する下限値と上限値の間に収まる必要があります。
データ型 説明

ADDRESS

RAW(4 | 8)

このカーソルの親に対するハンドルのアドレス

HASH_VALUE

NUMBER

ライブラリ・キャッシュ内の親文のハッシュ値

SQL_ID

VARCHAR2(13)

ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子

CHILD_NUMBER

NUMBER

子カーソルの番号

PREDICATE

VARCHAR2(40)

選択性が下限値と上限値の間に収まる必要がある述語

RANGE_ID

NUMBER

複数の述語の下限値と上限値に一致させるために使用される範囲の識別子

LOW

VARCHAR2(10)

許容される選択性の下限

HIGH

VARCHAR2(10)

許容される選択性の上限

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID