B.1 データ・ディクショナリの作成
データ・ディクショナリの実表は、あらゆるOracle Databaseで最初に作成されるオブジェクトです。これらの表は、SYSTEM表領域内に作成され、そのままこの領域にある必要があります。データ・ディクショナリの実表は、データベース内のユーザー定義オブジェクトすべてについての情報を格納します。
                  
表B-1に、Database Configuration Assistantを使用してデータベースを作成するときに自動的に実行される必須のスクリプトを示します。データベースを手動で作成する場合に、これらのスクリプトの実行が必要になる場合があります。これらのスクリプトを実行するには、SYSDBA権限を持つユーザーとしてOracleに接続してください。
                  
表B-1 データ・ディクショナリ・スクリプトの作成
| スクリプト名 | 必要な対象 | 説明 | 
|---|---|---|
| すべてのデータベース | データ・ディクショナリおよびその多数のビューに対するパブリック・シノニムを作成する そのシノニムに | |
| すべてのデータベース | PL/SQLに必須のスクリプトまたはPL/SQLで使用するスクリプトをすべて実行する | |
| 
 | すべてのデータベース | 
 ノート:  | 
| Real Application Clusters | Oracle Real Application Clustersのデータ・ディクショナリ・ビューを作成する | 
脚注1 このスクリプトは、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。
関連項目:
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                           ご使用のオペレーティング・システムでのこれらのスクリプトの正確な名前および場所については、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。 
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                           データベース作成の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。 
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                           Oracle Real Application Clusterビュー作成の詳細は、『Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。