アップグレードのためのOracle Databaseのバックアップ

この手順を使用して、アップグレードを試みる前に既存のOracle Databaseをバックアップします。

注意:

Oracleソフトウェアを変更する前に、Oracleソフトウェアおよびデータベースのバックアップを作成することをお薦めします。Windowsオペレーティング・システム上で動作するOracleソフトウェアでは、Windowsレジストリもバックアップする必要があります。レジストリのバックアップがないと、アップグレードが失敗して以前のソフトウェア・インストールに戻す場合に、Oracleソフトウェアを動作状態にリストアできません。

手動のアップグレード前情報ツールの使用を選択した場合は、データベースを完全に停止する前に実行します。停止時間を最小限に抑えるために、オンライン・バックアップを実行するか、保証付きリストア・ポイントを作成できます。Database Upgrade Assistant (DBUA)によって、バックアップおよびリストア・ポイントを指定できます。

  1. 次のように、Oracle RMANにサインオンします。

    rman "target / nocatalog"
    
  2. 次のRMANコマンドを実行します。

    RUN
    {
        ALLOCATE CHANNEL chan_name TYPE DISK;
        BACKUP DATABASE FORMAT 'some_backup_directory%U' TAG before_upgrade;
        BACKUP CURRENT CONTROLFILE FORMAT 'controlfile location and name';
    }

参照: