3 Oracle DatabaseアップグレードでのAutoUpgradeの使用
AutoUpgradeを使用してアップグレード・タスクを簡略化する方法について学習します。
- Oracle Database AutoUpgradeについて
 AutoUpgradeユーティリティは、アップグレード前に問題を識別し、アップグレード前とアップグレード後のアクションを実行し、アップグレードをデプロイし、アップグレード後のアクションを実行して、アップグレードされたOracle Databaseを起動します。
- Javaバージョン・サポートの確認
 通常、アップグレード元のOracleホームでAutoUpgrade JARファイルを起動します。ただし、OracleホームにはJava 8が含まれている必要があります。
- AutoUpgradeワークフローの例
 アップグレードをガイドするには、アップグレードのユース・ケースに一致するAutoUpgradeワークフローの例を確認します。
- 自動アップグレード・メッセージおよびプロセスの説明用語
 アップグレード・チェックおよび操作の処理方法を理解するために、ユーティリティの実行時に生成されるAutoUpgradeユーティリティ・メッセージについて学習します。
- AutoUpgrade処理モードについて
 4つのAutoUpgrade処理モード(分析、修正、デプロイおよびアップグレード)は、AutoUpgradeの実行時に実行するアクションを示します。
- AutoUpgradeワークフローおよびステージの理解
 AutoUpgradeワークフローは、一般的なアップグレード・プロセスの各ステップを自動化します。実行されるステージは、選択した処理モードによって異なります。
- AutoUpgradeを使用した非CDBからPDBへのアップグレードの理解
 1回の操作で非CDBを新しいCDBのPDBにアップグレードおよび変換するか、非CDBデータベースを既存のCDBのPDBにアップグレードしてから変換できます。
- AutoUpgradeコマンドライン・パラメータ
 AutoUpgradeパラメータを確認し、Oracle Databaseのアップグレードのユース・ケースのパラメータおよびオプションを選択します。
- AutoUpgradeユーティリティ構成ファイル
 AutoUpgrade構成ファイルには、Oracle Databaseのアップグレードを実行するために必要なすべての情報が含まれています。
- AutoUpgradeおよびOracle Databaseの構成オプション
 AutoUpgradeを実行すると、データベースのタイプ(Oracle Database、Oracle ASMを備えたOracle DatabaseスタンドアロンまたはOracle RAC)が判別され、そのタイプのデータベースのアップグレードが実行されます
- AutoUpgrade構成ファイルの例
 これらの例を使用して、独自のAutoUpgrade構成ファイルを変更する方法を理解します。
- AutoUpgrade before_actionローカル・パラメータの例
 アップグレード計画の一部としてOracle Databaseの機能をインストールするには、before_actionローカル・パラメータを使用してスクリプトを実行できます。
- AutoUpgrade内部設定構成ファイル
 内部構成設定では、AutoUpgradeの実行方法を制御します。
- AutoUpgradeログ・ファイルの構造
 AutoUpgradeユーティリティは、ジョブ・ステータスおよび構成ファイルを含むログ・ファイルの構造を生成します
- AutoUpgradeのための完全なデプロイの有効化
 保証付きリストア・ポイント(GRP)を有効にしてアップグレードをフラッシュバックできるようにするには、アーカイブ・ロギングを設定し、AutoUpgradeを有効にしてアップグレードを完了できるように他のタスクを完了する必要があります。
- AutoUpgradeコンソールの使用例
 AutoUpgradeコンソールには、AutoUpgradeジョブの進行状況を監視する一連のコマンドが用意されています。コンソールは、AutoUpgradeユーティリティの実行時にデフォルトで起動され、パラメータconsoleおよびnoconsoleによって有効または無効になります。
- デフォルト修正のオーバーライド方法RUNFIX列エントリを使用すると、修正の無効化がセキュリティまたはOracleポリシーに違反する場合を除き、自動修正を無効にできます。
- ローカル構成ファイルのパラメータ修正チェックリストの例
 アップグレード時に個々のデータベースに対して特定の修正を含めるか除外する場合は、ローカル構成ファイル・チェックリストを使用します。
- AutoUpgradeによるデータベース変更の適切な管理
 AutoUpgradeは強力なユーティリティであるため、責任を持って使用する必要があります。データベースを危険にさらすような方法でAutoUpgradeを使用することを確認し、回避してください。
- AutoUpgradeおよびMicrosoft WindowsのACLとCLI
 Microsoft WindowsシステムでAutoUpgradeを実行する場合、アクセス制御リスト(ACL)およびコマンドライン・インタフェース(CLI)を使用した追加のベスト・プラクティスをお薦めします。