1 概要とロードマップ

このドキュメントでは、WebLogic Server リソースをモニターおよび変更するJMXクライアントの作成について説明します。サード・パーティ製の管理システムをWebLogic Server管理システムと統合するために、WebLogic Serverには標準ベースのインタフェースが用意されています。これらのインタフェースは、Java Management Extensions (JMX)仕様に完全に準拠しています。ソフトウェア・ベンダーはこれらのインタフェースを使用して、WebLogic Server MBeanをモニターし、WebLogic Serverドメインの構成を変更し、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスに対するこれらの変更の配布(アクティブ化)をモニターすることができます。JMXクライアントはOracle独自のクラスを使用しなくても、すべてのWebLogic Server管理機能を実行できますが、リモートJMXクライアントではWebLogic Serverプロトコル(T3など)を使用してWebLogic Serverインスタンスに接続することをお薦めします。

次の項では、このガイド(Oracle WebLogic Server JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発)の内容と構成について説明します。

このドキュメントの手引き

このリリースでの新機能と変更された機能

このリリースで導入された新しいWebLogic Server機能の包括的なリストは、「Oracle WebLogic Serverの新機能」を参照してください。