4 SAFエージェントのモニターと管理
WebLogic Server管理コンソールを使用して、SAFエージェントの実行時統計をモニターし、メッセージ処理を管理できます。
SAFエージェントのモニター
SAFAgentRuntimeMBean
を使用してプログラムでこれを行うこともできます。
WebLogic Server管理コンソールには、SAFエージェント、リモート・エンドポイント、および接続のモニター機能があります。SAFエージェントごとに、以下の情報を表示できます。
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SAFエージェントの通信先となったすべてのSAF受信エージェント(WSRMの場合のみ)
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発生したすべての会話(WSRMの場合のみ)
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SAFエージェントのメッセージ送信先となったすべてのエンドポイント(WSRMおよびJMSの場合)
送信エージェントごとに、以下の統計情報が記録されます。
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メッセージの現在の数、合計数、および最大数(エージェントごと、リモート・エンドポイントごと)
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失敗したメッセージの合計数(会話ごと、エージェントごと、リモート・エンドポイントごと)
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会話の現在の数、合計数、および最大数(エージェントごと、リモート・エンドポイントごと)
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リモート・エージェントが使用可能だった合計時間と使用不能だった合計時間、およびリモート・エージェントに対して接続または切断した最終時刻
『Oracle WebLogic Server Administration Consoleオンラインヘルプ』のSAFエージェントの統計のモニターに関する項を参照してください。
SAFエージェントでのメッセージ処理の管理
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SAFエージェントでの着信、転送および受信メッセージ処理の一時的な休止(Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのSAFエージェントの統計のモニターに説明があります)。
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リモート・エンドポイントへの着信および転送メッセージ処理を一時的に休止します。リモート・エンドポイントに対するすべてのメッセージを期限切れにしたり、パージしたりすることもできます(Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのSAFエージェントのリモート・エンドポイントのモニタリングに説明があります)。
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WSRM会話の破棄と、その会話に関連付けられたすべてのメッセージのパージ(『Oracle WebLogic Server Administration Consoleオンラインヘルプ』のSAFエージェントのWSRM会話のモニターに関する項に説明があります)。