はじめに
このドキュメントでは、Oracle WebLogic Server 19c用のJava Naming and Directory Interface (JNDI) APIの開発について説明します。
対象読者
このマニュアルは、Java Platform, Enterprise Edition (Java EE)を使用してアプリケーションの設計、開発、構成、および管理を行い、エンタープライズ内で複数のネーミングおよびディレクトリ・サービスに対し、統一されたインタフェースを提供するためにJNDI APIを使用する、アプリケーション開発者に向けて書かれています。読者には、JNDIおよびJavaプログラミング言語に関する知識があることが前提となっています。
読者には、JNDI APIおよびJavaプログラミング言語に関する知識があることが前提となっています。
親トピック: はじめに
ドキュメントのアクセシビリティ
Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
)にアクセスしてください。
アクセス可能なOracleサポートへのアクセス
サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
か、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
を参照してください。
親トピック: はじめに
関連ドキュメント
JNDIの詳細は、次のドキュメントを参照してください。
-
『エラー・メッセージ』のBEA-000001からBEA-2194843には、JNDIサブシステム・メッセージを含むWebLogic Serverエラー・メッセージの一覧を提供します。
-
Oracle WebLogic Serverクラスタの管理のクラスタでの通信では、クラスタ全体のJNDIツリーの情報を提供します。
-
Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの各項では、JNDIバインド・ノード、ルート・コンテンツ・ノードまたはコンテキスト・ノードのセキュリティ・ロールおよびポリシーを追加または変更する方法について説明しています。
Webアプリケーション開発者向けのサンプル
このマニュアルに加えて、Avitek Medical Recordsアプリケーション(MedRec)サンプルのコンテキスト内で、ソフトウェア開発者向けのサンプル(JNDIサンプル・コードを含む)が用意されています。
Avitek Medical Recordsアプリケーション(MedRec)
MedRecはWebLogic Serverに付属したエンドツーエンドのサンプルJava EEアプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRecアプリケーションには、患者、医師、および管理者に対して、様々なクライアントを使用して患者のデータを管理するフレームワークが用意されています。
MedRecでは、WebLogic ServerとJava EEの機能の実例を挙げ、推奨されるベスト・プラクティスについて重点的に説明します。MedRecは、WebLogic Serverインストールとともにオプションでインストールできます。MedRecをORACLE_HOME
\user_projects\domains\medrec
ディレクトリから起動できます。この場合、ORACLE_HOME
はOracle WebLogic ServerをインストールしたときにOracle Homeとして指定したディレクトリです。サンプル・アプリケーションの詳細は、『Oracle WebLogic Serverの理解』の「サンプル・アプリケーションおよびサンプル・コード」を参照してください。
親トピック: Webアプリケーション開発者向けのサンプル
WebLogic Server配布キットのJNDIサンプル
WebLogic Serverでは、必要に応じてAPIサンプル・コードをORACLE_HOME
\wlserver\samples\server
ディレクトリにインストールします。ORACLE_HOME
はWebLogic ServerインストールのOracleホーム・ディレクトリです。WebLogic Serverのサンプル・コードの詳細は、Oracle WebLogic Serverの理解のサンプル・アプリケーションとサンプル・コードを参照してください。
親トピック: Webアプリケーション開発者向けのサンプル
WebLogic Serverの新機能および変更された機能
このリリースで導入されたWebLogic Serverの包括的な新機能一覧は、『Oracle WebLogic Server 12.2.1.3.0の新機能』 を参照してください。
親トピック: 関連ドキュメント
ダイバーシティ&インクルージョン
Oracleはダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組んでいます。Oracleは、ソート・リーダーシップと革新性を高める社員の多様性を尊重し、その価値を重んじています。従業員、お客様、パートナー様にポジティブな影響をもたらすインクルーシブな文化を醸成する私たちのイニシアティブの一環として、製品やドキュメントからインセンシティブな用語を取り除くように努めています。 また、Oracle製品および業界標準が進化する中、お客様の既存の技術との互換性を維持する必要性およびサービスの継続性確保の要求にも留意しています。このような技術的な制限により、当社のインセンシティブな用語を削除する取組みは継続中であり、時間と皆様のご協力が必要となります。
親トピック: はじめに
表記規則
このドキュメントでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 |
太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
斜体 |
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。 |
|
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
親トピック: はじめに