エンタープライズ・アプリケーションのインストールとは、アプリケーションの物理ファイルまたはディレクトリをWebLogic Serverで認識できるようにすることです。エンタープライズ・アプリケーションは、アーカイブされたEARファイルまたは展開されたディレクトリとしてインストールできます。エンタープライズ・アプリケーションをインストールした後、アプリケーションを起動してユーザーが使用できるようにします。
EAR
ファイルの場所を指定します。展開されたディレクトリを指定すると、WebLogic Serverでは、指定されたディレクトリ以下の階層にあるすべてのコンポーネントがインストールされます。アプリケーションの左側にある丸をクリックします。
追加の管理対象サーバーまたはクラスタを作成してある場合は、このデプロイメントをアプリケーションとしてインストールし、モジュールは個別に割り当てるを選択することもできます。たとえば、エンタープライズ・アプリケーション内のすべてのWebアプリケーションをある管理対象サーバーに割り当てて、すべてのEJBを別の管理対象サーバーに割り当てる場合などに、このオプションを選択します。追加の管理対象サーバーまたはクラスタを作成していない場合、このオプションは表示されません。
エンタープライズ・アプリケーション全体を同じサーバーまたはクラスタに割り当てるオプションを選択した場合は、「デプロイ・ターゲットの選択」ウィンドウが表示されます。
ノート: 現在の管理サーバーの他に管理対象サーバーまたはクラスタを作成していない場合、このアシスタント・ページは表示されません。
エンタープライズ・アプリケーションの個々のモジュールをサーバーまたはクラスタに個別に割り当てるオプションを選択した場合は、「ターゲット指定するモジュールの選択」ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、すべてのモジュールのリスト、モジュールのタイプ(EJBまたはWebアプリケーション)、現在ターゲット指定されている管理対象サーバー(ある場合)、クラスタまたはJMSサーバー(アプリケーション・スコープのJMSモジュールの場合)などを含む表が表示されます。次のステップを実行します:
通常はデフォルト値が適しています。
ノート: インストールするアプリケーションが次のディレクトリ構造に準拠していて、/planディレクトリにデプロイメント・プランが存在しない場合、自動的にデプロイメント・プランが作成されます。
app-root
/app
/plan