アクティブ/パッシブ・モデルを使用した高可用性の実現
アクティブ/アクティブ構成の設定にかわる方法として、Oracle Fusion Middleware Cold Failover Cluster(コールド・フェイルオーバー・クラスタ)を使用して、アクティブ/パッシブ構成を設定できます。
コールド・フェイルオーバー・クラスタ構成では、複数のアプリケーション・サーバー・インスタンスが同じアプリケーション・ワークロードを処理するように構成されますが、アクティブになるのは常に1つのみです。
2つのノードのコールド・フェイルオーバー・クラスタを使用すると、アクティブ/パッシブ構成の可用性を実現できます。コールド・フェイルオーバー・クラスタでは、1つのノードがアクティブになり、別のノードはスタンバイ・ノードとしてパッシブになります。アクティブ・ノードに障害が発生すると、スタンバイ・ノードがアクティブ化され、Oracle Analytics Serverはそのノードでクライアントの処理を続行します。すべてのOracle Analytics Serverコンポーネントは、新しいアクティブ・ノードにフェイルオーバーされます。フェイルオーバー後、障害が発生したノードで実行されるOracle Analytics Serverコンポーネントはありません。
詳細は、高可用性ガイドのアクティブ・パッシブ可用性ソリューションに関する項を参照してください。