Oracle Analytics Server Publisherの代替ツールバーの構成
Oracle Analytics Server Publisherレポートをダッシュボードに含める場合は通常、コア・ダッシュボード・プロンプトを使用してそのレポートにダッシュボードのコンテキストを渡すことにより、そのレポートをダッシュボードの状態の受信者として加えることができます。
レポートとダッシュボード・ベースのより大規模な分析アプリケーションとの間でコンテキストをやり取りする必要がないシナリオでは、デフォルトのツールバーのバリアントを表示し、このバリアントによってレポートの基礎となるパラメータ・プロンプトを公開できます。それにより、ユーザーはこのフレーム内で単一のレポートにパラメータを渡すことができます。
この方法の場合、ページ上の他のダッシュボード・プロンプトがレポートに作用せず、またアプリケーションの他の部分へのコンテキストの受渡しにも関与しないため、ユーザーを混乱させる可能性があります。さらに、ツールバーの変更は、Oracle Analytics Server Publisherインスタンス全体でダッシュボードに埋め込まれているすべてのレポートにグローバルに適用されます。
Oracle Analytics ServerでのOracle Analytics Server Publisherレポートの埋込み方法に作用するには、ReportingToolbarMode要素を使用します。Oracle Analytics Server Publisherの代替ツールバーを構成するには、この要素の値を6に設定します。ツールバーのデフォルトの動作に戻すには、ReportingToolbarMode要素を削除するか、またはこの要素の値をデフォルトの1に設定します。
コンソールで設定することもできます。コンソールでの詳細システム設定の構成の分析、ダッシュボードおよびピクセル対応レポートのオプションを参照してください。