サインイン・ページの言語およびロケールの構成

サインイン・ページでユーザーが使用できる言語およびロケールを構成できます。

この機能は、ユーザーがアクセスできる言語およびロケールの数を制限する場合に便利です。instanceconfig.xmlファイルのAllowedLanguages要素およびAllowedLocales要素によって、使用できる言語およびロケールを指定します。

始める前に、構成ファイルに記載されている情報についてよく理解しておく必要があります。

  1. 次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS

  2. ServerInstanceセクションを見つけます。ここで、次の要素を追加する必要があります。
    • AllowedLanguages - 選択できる言語を、カンマ区切りリストとして指定します。次の識別子(ISO 639言語コード)のリストを指定できます。

      ar es da de el en es fi fr he hr hu it ja ko nl no pl pt pt-BR ro ru sk sv th tr zh-CN zh-TW

    • AllowedLocales - 選択できるロケールを、カンマ区切りリストとして指定します。ORACLE_HOME/bi/bifoundation/web/displayディレクトリにあるlocaledefinitions.xmlファイル内の任意の定義を指定できます。ロケールは、ISO 639言語コードの後ろにISO 3166国コードを記述して指定します(たとえば、fr-fr、fr-ca)。

  3. 次の例に示すように、必要な要素とその祖先要素を追加します。
    <ServerInstance>
       <Localization>
          <AllowedLanguages>en,fr,pt-BR</AllowedLanguages>
          <AllowedLocales>en-ca,en-us</AllowedLocales>
       </Localization>
    </ServerInstance>
    
  4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
  5. Oracle Analytics Server再起動します。