書式オプション
次のオプションを使用して、分析およびダッシュボード用にデフォルトの通貨およびタイムゾーンの設定を構成します。
これらのオプションは分析およびダッシュボードにのみ適用されます。データ・ビジュアライゼーションには適用されません。
ノート:
Oracle BI Enterprise Edition 12cでは、構成ファイルを使用して様々な設定をカスタマイズします。Oracle Analytics Serverでは、コンソール(「システム設定」ページ)を使用できます。Oracle BI Enterprise Edition 12cからOracle Analytics Serverにアップグレードする場合、構成ファイルの設定は保持されますが、「システム設定」ページに値は表示されません(つまり、空白で表示されます)。「システム設定」ページで値を再入力する必要はありませんが、明確にするために、再入力することもできます。
システム設定 | 詳細情報 |
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通貨XML |
分析およびダッシュボードの通貨データに表示されるデフォルト通貨を定義します。たとえば、米ドル($)をユーロ(E)に変更できます。分析用デフォルト通貨の変更を参照してください。 再起動が必要: はい |
ユーザー通貨プリファレンスXML |
「マイ・アカウント」の「プリファレンス」ダイアログの「通貨」オプション、およびユーザーが使用可能な通貨のリストをユーザーに表示するかどうかを決定します。「通貨」オプションを表示すると、ユーザーは任意の通貨を選択して、分析およびダッシュボードに通貨データの列を表示できます。 ユーザーの優先通貨オプションの定義を参照してください。 再起動が必要: はい |
デフォルトのデータ・オフセットのタイム・ゾーン |
ノート: このプロパティは、Oracle Analytics Cloud - Classicにのみ適用されます。分析およびダッシュボードでユーザーに表示される、元のデータのタイム・ゾーン・オフセットを指定します。グリニッジ標準時(GMT)との時間差を示すオフセット値を入力します。 たとえば、グリニッジ標準時(GMT)から-5時間の米国東部標準時間(EST)の値を表示するには、値 このオプションを設定しないと、値は「不明」であるため、タイム・ゾーン変換は発生しません。 再起動が必要: はい ユーザーごとに異なるオフセット値を指定 セッション変数(式や計算など)を使用できるオフセット値を別々に指定する場合は、「デフォルトのデータ・オフセットのタイム・ゾーン」設定を使用しないでください。かわりに、リポジトリでシステム・セッション変数DATA_TZを設定します。セッション変数についてを参照してください。 |
デフォルトのユーザー優先タイムゾーン |
ユーザーが「マイ・アカウント」の「プリファレンス」ダイアログで独自のタイム・ゾーンを選択する前に、分析およびダッシュボードでユーザーに表示されるデフォルトの優先タイム・ゾーンを指定します。 このオプションを設定しないと、Oracle Analyticsではローカル・タイム・ゾーンが使用されます。 再起動が必要: はい ユーザーごとに異なるタイム・ゾーンを指定 セッション変数(式や計算など)を使用できるオフセット値を別々に指定する場合は、「デフォルトのユーザー優先タイムゾーン」設定を使用しないでください。かわりに、リポジトリでシステム・セッション変数TIMEZONEを設定します。セッション変数についてを参照してください。 |