プロンプト・オプション

次のオプションを使用して、分析およびダッシュボードでのプロンプトの動作を構成します。たとえば、ユーザーが検索パラメータを入力したときに「検索」をクリックしなくても検索結果が自動的に強調表示されるようにできます。

これらのオプションは分析およびダッシュボードにのみ適用されます。データ・ビジュアライゼーションには適用されません。

プロンプトの構成を参照してください。

ノート:

Oracle BI Enterprise Edition 12cでは、構成ファイルを使用して様々な設定をカスタマイズします。Oracle Analytics Serverでは、コンソール(「システム設定」ページ)を使用できます。Oracle BI Enterprise Edition 12cからOracle Analytics Serverにアップグレードする場合、構成ファイルの設定は保持されますが、「システム設定」ページに値は表示されません(つまり、空白で表示されます)。「システム設定」ページで値を再入力する必要はありませんが、明確にするために、再入力することもできます。

システム設定 詳細情報
オートコンプリートのサポート

プロンプトで使用できるオートコンプリート機能を有効化または無効化します。

  • Enabled — オートコンプリートを有効にします。「マイ・アカウント」ダイアログおよび「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログに「プロンプトのオートコンプリート」フィールドが表示され、「オン」に設定されます。

  • Disabled — オートコンプリートを無効にします。「マイ・アカウント」ダイアログおよび「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログのオートコンプリート・フィールドは使用不可になります。

デフォルト: Disabled

再起動が必要: はい

大/小文字の区別なしのオートコンプリート

ユーザーが分析およびダッシュボードにプロンプト値を入力したとき、オートコンプリート機能で大/小文字を区別しないかどうかを指定します。

  • Enabled — ユーザーがプロンプト値を入力するとき、「Oracle」と「oracle」のように大/小文字は考慮されません。

  • Disabled — ユーザーがプロンプト値を入力するときに大/小文字が考慮されるため、Oracleレコードを検索するには、ユーザーは「oracle」ではなく「Oracle」と入力する必要があります。

デフォルト: Enabled

再起動が必要: はい

列がNull値可能な場合にNull値を表示

データベースでnull値を許容する場合、ドロップダウン・リストで列セパレータの上に位置する列プロンプトに単語"NULL"を実行時に表示するかどうかを指定します。

  • always — ドロップダウン・リストで列セパレータの上に単語"NULL"を常に表示します。

  • never — ドロップダウン・リストに単語"NULL"を一切表示しません。

  • asDataValue — ドロップダウン・リストのセパレータの上に「NULL」という語を表示するのではなく、ドロップダウン・リストにデータ値を表示します。

有効な値: alwaysneverasDataValue

デフォルト: always

再起動が必要: はい

ダッシュボードのプロンプト値の自動適用

いずれのボタンもクリックせずにプロンプト値を適用できるよう「適用」ボタンを非表示にするオプションを有効にします。

これがEnabledに設定されたプロパティである場合:

  • 「ページ設定の編集」ダイアログに「「適用」ボタンの表示」および「「リセット」ボタンの表示」フィールドを表示します。

  • 「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログに「「適用」ボタンのプロンプト」および「「リセット」ボタンのプロンプト」フィールドを表示します。

  • ダッシュボード・ビルダーの「ツール」メニューに現在のページのプロンプト・ボタン・オプションを表示します。

デフォルト: Enabled

再起動が必要: はい

プロンプト値検索ダイアログでの自動検索

ユーザーが検索パラメータを入力したときに「検索」をクリックしなくても検索結果が自動的に表示および強調表示されるようにできます。

デフォルト: Enabled

再起動が必要: はい