エージェントに影響するスケジューラの追加設定の手動による変更

Fusion Middleware Controlで変更できるスケジューラ設定に加えて、その他の設定を手動で変更できます。これらの設定を変更するには、schedulerconfig.xmlファイル内の様々な要素を使用します。変更は、クラスタ内のプライマリ・スケジューラとセカンダリ・スケジューラの両方のschedulerconfig.xmlに適用する必要があります。

  1. 次の場所にある、Oracle BIスケジューラschedulerconfig.xmlファイルを編集のために開きます。

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBISCH

  2. 「エージェントに影響するスケジューラの追加構成設定の内容」で説明している要素を追加または更新する必要があるセクションを見つけます。
  3. 必要な要素とその祖先要素を追加します。<Log>の入力例を次に示します。
    <Log>
    	<Level>
    		<Error>1</Error>
    		<IncidentError>1</IncidentError>
    		<Trace>0</Trace>
    		<Warning>1</Warning>
    		<Notification>1</Notification>
    	</Level>
    	<MaximumFileSizeKb>512</MaximumFileSizeKb>
    	<MaximumLogAgeDay>3</MaximumLogAgeDay>
    </Log>

    ノート:

    schedulerconfig.xmlファイルには、ユーザー名とパスワードの値は指定できません。かわりに、Fusion Middleware Controlで値を指定します。これにより、指定した値が、その他すべてのユーザー名およびパスワードとともに集中管理された資格証明ウォレットに安全に格納されます。

  4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
  5. システムを再起動します。