エージェントに影響するプレゼンテーション・サービス設定の手動による構成

プレゼンテーション・サービスのinstanceconfig.xmlファイルに含まれている様々な要素を使用して、これらの設定を変更できます。変更は、クラスタ内のプライマリ・スケジューラとセカンダリ・スケジューラの両方のinstanceconfig.xmlに適用する必要があります。

  1. 次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS

  2. 次の表で説明している要素を追加する必要があるセクションを見つけます。
  3. 次の例に示すように、必要な要素とその祖先要素を追加します。
    <ServerInstance>
      <Alerts>
         <Enabled>false</Enabled>
         <DefaultDeliveryFormat>pdf</DefaultDeliveryFormat>
      </Alerts>
    </ServerInstance>
    
  4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
  5. プレゼンテーション・サービスを再起動します。
要素 説明 デフォルト値

Enabled

デリバーを有効にするかどうかを指定します。可能な値はtrueまたはfalseです。

デリバープレゼンテーション・サービスのオプション・コンポーネントであり、該当するライセンスを購入すると、デフォルトで有効化されます。エージェントを作成するには、デリバー・コンポーネントを使用します。

true

DefaultDeliveryFormat

エージェントを介して送信する、電子メールによるレポートのデフォルトの形式を指定します。

たとえばコンテンツ・デザイナは、開発チームに毎日レポートを送信するエージェントを作成することによって、前日に修正された不具合数に関する情報を共有できます。コンテンツ・デザイナがエージェントを作成する際には、電子メールの形式を指定できます。管理者は、このような電子メールのデフォルトの形式として次のいずれかの値を指定できます。

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