貼付けによる上書き
「設定」ダイアログの「貼付けによる上書き」エリアにはいくつかのオプションがあります。
次のオプションがあります。
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強制 - すべてのファイルを貼り付け、読取り専用属性が設定されているものも上書きされます。
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すべて - 該当するファイルをすべて貼り付け、読取り専用属性が設定されていないもののみが上書きされます。(デフォルト)
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古い - 該当するファイルをすべて貼り付け、ソースよりも古い場合を除いて既存のファイルは上書きされません。
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なし - 該当するファイルをすべて貼り付けますが、既存のファイルは上書きされません。
次に上書きオプションを設定した貼付けの例を示します。/users/joeフォルダに、次の分析が含まれているとします。
- 分析A (2019年1月1日作成)
- 分析B (2019年5月31日作成)
- 分析C (2019年1月1日作成)
/users/sueフォルダに、次の分析が含まれているが、分析Cは含まれていないとします。
- 分析A (2019年2月28日作成)
- 分析B (2019年1月1日作成)
Sueは/users/joeフォルダからA、BおよびCの分析をコピーし、それらをusers/sueフォルダにコピーするとします。「貼付けによる上書き」オプションの設定に応じて次のようになります。
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なし: Sueは彼女の分析AとBを保持し、Joeの分析は無視されます。Sueは、分析Cのコピーを入手します。
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すべて: Sueの分析AとBは、Joeのもので上書きされ、Sueは分析Cのコピーを入手します。
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古い: Sueは、自分の分析Aを保持し(Sueの分析Aは"古く"ない)、Sueの分析BはJoeの分析によって上書きされ(Sueの分析Bは"古い")、Sueは分析Cのコピーを入手します。