ログ・ファイル・ローテーションとは
ログ・ファイル・ローテーションとは、ログ・ファイルが指定されたしきい値や日付を超えたときに新しいログ・ファイルが作成されることを言います。
例として、Oracle BIスケジューラのコンポーネント・ログ構成ファイルのMaximumFileSizeKb設定を考えてみましょう。この設定で指定されるサイズをログ・ファイルが超えると常に、既存のスケジューラ・ログ・ファイルの名前が変更され、新しいログ・ファイルが作成されます。また、MaximumLogAgeDayの設定より古いログ・ファイル日付も削除されます。
コンポーネントはそれぞれ異なるログ・ファイル名を持ち、ログ構成ファイルの設定が異なります。たとえば、スケジューラのファイル・ネーミング規則は次のとおりです。
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nqscheduler.log - 最新のログ・ファイル。
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nqscheduler-<n>.log - 名前が変更された、以前のログ・ファイル。
<n> = 日付とタイムスタンプ(例: nqscheduler-20100909-2135.log)
ログ・ファイルのローテーション・ポリシーを構成しログ・レベルを指定するためのFusion Middleware Controlの使用を参照してください。