管理者のライトバックについて

ライトバックにより、ユーザーはダッシュボードおよび分析からデータを直接更新できます。

「データベースへのライトバック」権限を持つユーザーは、ライトバック・フィールドを分析での編集可能フィールドとみなします。入力した値はデータベースに保存されます。ユーザーが「データベースへのライトバック」権限を持っていない場合、ライトバック・フィールドは通常のフィールドとして表示されます。

ユーザーが編集可能なフィールドに値を入力して「ライトバック」ボタンをクリックすると、アプリケーションはライトバック・テンプレートに定義されているSQLのinsertまたはupdateコマンドを実行します。コマンドが成功した場合、分析は新しい値で更新されます。テンプレートの読取りまたはSQLコマンドの実行でエラーが発生した場合は、エラー・メッセージが表示されます。

insertコマンドは、レコードがまだ存在せず、ユーザーが新しいデータを表に入力したときに実行されます。この場合、ユーザーが入力した表内のレコードの値は、入力前はnullとなっています。updateコマンドは、ユーザーが既存のデータを変更する場合に実行されます。まだ物理表に存在していないレコードを表示するには、同様の表をもう1つ作成します。この同様の表を使用して、ユーザーが変更できるプレースホルダ・レコードを表示します。